▼第12試合 シュートボクシング提供試合 RISE×GLORY -72kg契約 3分3R延長1R
○海人(TEAM F.O.D/第5代RISEミドル級王者、SB世界スーパーウェルター級王者)
KO 1R 2分06秒 ※3ノックダウン
×ジェームズ・コンデ(フランス/SBC sarcelles/ISKAヨーロッパライトミドル級王者)
SBの絶対的エースの海人は2014年2月にデビュー。2017年11月にトーナメントを制してSB日本スーパーライト級王座を獲得し、2018年11月にはS-cup2018 -65kg世界トーナメント優勝。その活躍はSB内だけに留まらず、2016年以降はRISE、RIZIN、KNOCK OUTで全勝。2022年6月の『THE MATCH 2022』ではK-1 WORLD GPウェルター級王者・野杁正明を延長R判定3-0で破った。
12月にはGLORY世界ライト級1位ストーヤン・コプリヴレンスキーに判定2-1で勝利。2023年3月にはイ・ソンヒョンに判定勝ちでRISEミドル級王座を奪取し、6月にサモ・ペティとの再戦を制してSB世界スーパーウェルター級王座を獲得と驚異の18連勝をマークしたが、8月のGLORYで世界王者ティジャニ・ベスタティに敗れ王座奪取ならず。11月の再起戦ではマサロ・グランダーを初回KOに仕留めた。戦績は53勝(23KO)7敗1無効試合。
コンデは2022年2月にFFKMDAナショナルタイトル-75kg王座、2023年9月にISKAヨーロッパ王座(-72.5kg)を獲得。9月9日の『GLORY 88』でGLORY初参戦を果たし、ジョナサン・マエゾから勝利を収めている。なんとその2日後にISKAのタイトルマッチを戦って初回KO勝ちで王座を奪取しているという。戦績は10勝(5KO)無敗。サウスポーから徹底して左ローを蹴り、よく伸びる左ストレートや左アッパーを交えたコンビネーションパンチからヒザにつなげるのが得意なようだ。
1R序盤、左ボディを打ち込んだ海人はコンデが怯むと一気にラッシュ。左右フックと左ボディの連打でコンデをコーナーへ釘付けにし、ヒザ、三日月蹴りも混ぜて左ボディでダウンを奪う。
立ち上がったコンデへすぐにラッシュを仕掛け、左ボディで2度目のダウンを追加。最後も左右フックのラッシュから左ボディでコンデが腰を落とし、3度目のダウン。海人が相手に何もさせず完勝した。
海人は「正直に言います。こんなレベルじゃ僕には絶対に勝てないです。GLORYでも僕の相手になるのはベスタティ選手だけです。なので来年リベンジしてGLORYのベルトを獲りに行きます」と、ベスタティへのリベンジを宣言した。