キックボクシング
レポート

【KNOCK OUT】鈴木千裕が豪快46秒KOでクレベル・コイケ挑戦をアピール、龍聖が現役ラジャ王者からダウンを奪う快勝、小笠原瑛作がムエタイ最新MVPを圧倒、体重超過の木村ミノルが32秒一発KO勝ち、ぱんちゃん璃奈エキシは時間切れ

2023/03/05 15:03

▼第4試合 KNOCK OUT-BLACK スーパーバンタム級 3分3R延長1R
×古木誠也(G1 TEAM TAKAGI/KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級王者)
KO 1R 2分46秒 ※右ストレート
〇武蔵(NOPPADET GYM)

 KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級王者・古木誠也(G1 TEAM TAKAGI)はフルコンタクト空手で多数の優勝・入賞歴を持ち、2022年9月大会で前田翔太に初回TKO勝ち、11月大会では5戦目にして元KNOCK OUT-REDバンタム級王者・響波を右フックで初回KOに破り、12月の王座決定戦では工藤“red”玲央を初回KOして王座に就いた。戦績は5勝(4KO)1敗。

 その古木の相手には、龍聖からの推薦で武蔵(NOPPADET GYM)が抜擢された。まだ17歳でK-1、RISEのジュニア大会で優勝し、プロ戦績は6勝(4KO)1敗。1月22日のビッグバンに出場して勝利している。


 1R、古木の右ローに勢いよくワンツーを合わせに行く武蔵。さらに前蹴りで古木を突き放す。それでお右ローを蹴っていく古木は左フックも。左ミドルから右ローで前に出る古木。しかし、古木の右ローに武蔵が右フックをを合わせて、一気にラッシュ。古木がグラついてコーナーに追い込まれ、連打を浴びてスタンディングダウンを奪われる。


 その直後、すかさず襲い掛かる武蔵に古木が左フックを振り抜き、なんとダウンを奪い返す。立ち上がると古木が打ち合いに行くが、武蔵が右ストレートを打ち抜いてダウンを奪った。倒れ方を見てレフェリーが即、武蔵のKO勝ちを宣した。心直に続いて王者になったばかりの古木が敗れるという波乱に。


 喜びを爆発させる武蔵は「今回初めての参戦で自分を知らなかった人たちもいっぱいいると思いますが、インパクトを残せたと思うのこれからよろしくお願いします。KOで勝ったので次タイトルマッチお願いします」と、タイトルマッチでの再戦をアピールした。

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