▼第8試合 KNOCK OUT-BLACK ウェルター級 3分3R延長1R
×渡部太基(TEAM TEPPEN/第4代Krushウェルター級王者)
判定0-2 ※28-30×2、28-29
〇スアレック・ルークカムイ(STURGIS新宿/初代KNOCK OUT-REDライト級王者)
1R、サウスポーの渡部にスアレックが右ローを蹴っていくと渡部は大きく崩れる。体勢を立て直して前に出る渡部は左ボディストレート。スアレックの右ローにバランスを崩す渡部はスアレックの右フック、右ボディ、さらに右フックをもらうとダウンしかける。スアレックはさらにパンチで追い打ち。
2R、いきなり前に出る渡部は左ストレートもスアレックに右フックを打ち返されて後退。さらに右で追い打ちをかけるスアレックはヒザもボディへ突き刺す。ロープを背にした渡部へ右フックを連続で打つスアレック。さらに右ローで渡部の身体が揺らぐ。右目上から流血しながらも左フックを打ち返す渡部に、スアレックは右フックと右アッパー。まともに被弾しながらも下がらず打ち返す渡部は左ローを蹴る。スアレックも攻め疲れが見える。
3Rも打ち合う両者。スアレックの右を被弾しながらも左フックと左ロー、ジャブを出す渡部。疲れが見えるスアレックは首相撲からのヒザ。渡部は左ローを徹底して蹴り、スアレックは右フックを返す。組みやコカし技が多くなるスアレックは組みから連続してヒザを蹴ってしまい警告を受ける。渡部は最後までパンチで倒しにいったが、スアレックは組みに行って逃げ切り、判定勝ちした。