『RIZIN.55』決定カード
2026年11月8日(日)、千葉LaLa arena TOKYO-BAY
▼RIZINフライ級(57.0kg)タイトルマッチ 5分3R
神龍 誠(日本/アメリカン・トップチーム)23勝5敗1分
トニー・ララミー(カナダ/Maximum training centre)13勝3敗
神龍は、25年5月に伊藤裕樹に判定勝ち後、7月のフライ級GP1回戦で山本アーセンを1Rギロチンチョークで極めると、9月の準決勝で元谷友貴に判定負けでGP敗退。ATT所属となり、大晦日にヒロヤに判定勝ち。26年4月にはズールーを1Rアームロックに極めた。6月の前戦で地元・仙台で王者・扇久保博正に挑戦、判定勝ちで約2年ぶりの雪辱を果たした。今回がフライ級王座初防衛戦となる。
ララミーは、元UFCファイター兄TJの実弟。24年11月にRIZIN初参戦。村元友太郎に判定勝ち後、25年3月、当時4連勝中の伊藤裕樹とダウンの奪い合いの末に判定負け。11月の再起戦で体重超過の山内渉に完封勝利。26年3月、征矢貴を3R TKOに下すと、6月の前戦でGP準優勝の元谷友貴と負傷による59.0kg契約で判定勝ち。王座挑戦の機会を得た。
初防衛戦が決まった神龍がリングに上がり、「僕、この前6月で王者になったんですけれど、なったからと言って守りに入る気はないのでガンガン行ってララミーを必ずフィニッシュします。あと、千葉は僕の第二の地元なので必ず防衛して盛り上げます」とアピールした。
▼RIZINバンタム級(61kg)次期挑戦者決定戦 5分3R
井上直樹(Kill Cliff FC)21勝5敗
イリスベク・ティレノフ(キルギス/Ihlas)8勝1敗
RIZINバンタム級(61.0kg)5分3Rで、井上直樹(Kill Cliff FC)とイリスベク・ティレノフ(キルギス/Ihlas)が「バンタム王座次期挑戦者決定戦」として初対戦。
井上は、17年に日本人最年少の19歳でUFCと契約。その後フライ級廃止の余波でUFCを離脱。20年2月RIZIN初参戦。24年9月に、朝倉海が返上した王座をかけ、キム・スーチョルと対戦し、1Rパンチ連打でマットに沈め、第7代王者に。25年3月、元谷友貴と再戦し、かつて1度も防衛されていないRIZINバンタム級王座の初防衛の快挙を達成。7月、DEEP王者の福田龍彌を挑戦者に迎えると、その類稀なファイトIQと打撃の技術を光らせ、完封勝利を挙げV2成功。
大晦日、ダニー・サバテロを相手に3度目の王座防衛戦に臨むも、1Rに肋骨を傷め、終盤に失速。接戦を落として王座陥落。2026年5月、PFLに乗り込みマルシレイ・アウベス・ダ・シウバに判定2-1で勝利したが、激闘の代償は大きくRIZIN7月大会でのサバテロとの再戦は見送られた。今回が約半年ぶりの試合でタイトル挑戦前に、厳しいハードルが設けられた。
対するティレノフはラジャブアリ・シェイドゥラエフの同門で、Snow leopard (ユキヒョウ)の異名を持つキルギスからの新たな刺客。10歳からレスリングを始め、18歳から格闘技を始めた。22年10月、ウズベキスタンで開催のATF(Amir Temur Fighting Championshi)でプロデビュー。25年9月には、26年4月に福田龍彌にKO勝利したアジズベク・テミロフをグラウンドコントロールし、最終Rにはスタンドバックからチョークを狙うなど攻勢を貫き、判定勝利を収めた。
26年4月にウズベキスタンで行われたMangu Professional Leagueで、ONEにも出場経験のあるファリド・アリババザデに判定勝利すると、7月にRIZIN初参戦。太田忍を2Rにヒザ蹴りでKOした。試合後には「ラジャブアリ(・シェイドゥラエフ)に続いて、自分が61kg級のベルトを取るので、サバテロ選手、待っててください」と王座挑戦をアピール。現在、破竹の7連勝中。

10月3日の長崎大会では、井上がケージインし、「本当はPFL戦後、タイトルマッチ希望していたんですけれど、榊原選手…榊原さんが」と言い間違える。

爆笑した榊原信行RIZIN CEOは「そのままタイトルマッチと言っていたんですけれど、いや、バンタム級の王者になるにはもう一戦、ティレノフに勝ってね、誰の目から見ても“直樹行ってくれ”というタイミングで」と、タイトルマッチの前に一戦挟んで期待を高めたいと説明。

井上が「『強い自分を出して欲しい』と言ってくれて。RIZINで今年試合してないのもあったので」と言うと、榊原CEOは「PFLでは素晴らしい活躍をしたんですけれど、今年日本で初試合しますので強い直樹をみんなに見せつけた後、あの憎っくきサバテロにリベンジ兼タイトルをもう1回奪取してください」とメッセージ。

井上は「絶好のいい相手だと思うので、ここでしっかりと倒してやり返しに行きたいと思います。11月8日、LaLa arena TOKYO-BAYで会いましょう」と語った。
▼RIZINバンタム級(61.0kg)5分3R
鹿志村仁之介(BatlleBox)12勝6敗
太田 忍(THE BLACK BELT JAPAN)8勝6敗

鹿志村は、DEEPバンタム級暫定王者。12勝中10勝が一本勝利のグラップラー。25年6月のRIZINデビューで後藤丈治に判定負けも、RIZIN2戦目の11月に安井飛馬に判定勝ちで2連勝。26年3月に所英男を1R アナコンダチョークで絞め落とし、5月のDEEPで平松翔とのバンタム級暫定王座戦で1R16秒、負傷TKO勝利で暫定王者に。7月、RIZIN王者ダニー・サバテロに挑戦。3Rに右フックを被弾、失神KO負けで王座獲得ならず。今回の再起戦でオリンピアンのレスラー太田忍と対戦する。

太田は、16年8月のリオ五輪グレコローマンスタイル59kg銀メダリスト。20年大晦日、RIZIN初参戦で所英男の腕十字に一本負けのほろ苦いプロMMAデビュー戦も、23年には芦澤竜誠、牛久絢太郎、ロジャー・ブランク相手に3連勝。しかし、24年9月に元谷友貴に一本負けを喫すると、25年5月にダニー・サバテロにも3R TKO負けでATT勢相手に2連敗。26年5月、同じくATTの金太郎に2R肩固めで一本勝ちで再起。しかし7月の前戦でキルギスのイリスベク・ティレノフに2R KO負けを喫した。
▼RIZINバンタム級(61.0kg)5分3R
福田龍彌(アメリカン・トップチーム)26勝10敗1分
キム・スーチョル(韓国/ROAD GYM WONJU MMA)24勝9敗1分

福田は、元修斗世界王者。23年5月にDEEPフライ級トーナメント優勝。バンタム級に上げて、24年9月に瀧澤謙太にKO勝ちでDEEPバンタム級暫定王座獲得で二階級制覇。大晦日のRIZINで芦澤竜誠を1R僅か54秒、左フックでKO。25年5月のDEEPバンタム級王座戦では挑戦者・牛久絢太郎からダウンを奪う5R判定勝利で初防衛。7月、RIZINバンタム級王者・井上直樹に判定負けで王座奪取ならず。大晦日の再起戦で安藤達也に2R TKO勝ち。26年3月の開幕戦でフェザー級から転向のダウトベックと対戦予定も相手の負傷欠場で中止に。ラマザン・テミロフの弟で初参戦のアジズベクと対戦、右フックからのパウンドで2R TKO負けを喫した。今回も国際戦で再起なるか。

スーチョルは、24年4月のRIZIN日韓対抗戦で元PANCRASE王者の中島太一に2R TKO勝ちで、対日本人10勝無敗に。9月に空位のRIZINバンタム級王座をかけ井上直樹と対戦も、1R、キャリア初のKO負けを喫し、悲願のRIZIN王座獲得ならず。1カ月後の10月、ROAD FC 63kgトーナメント準決勝で判定勝ち、12月の決勝戦でヤン・ジヨンと対戦もバッティングで無効試合に。25年5月、RIZIN韓国大会で佐藤将光と13年ぶりの再戦。判定負けでリベンジを許した。
▼ライト級(71kg)5分3R
キム・ギョンピョ(韓国)15勝5敗
ヌルハン・ズマガジー(カザフスタン)11勝1敗
ギョンピョは、RIZIN初参戦の23年4月、宇佐美正パトリックからリアネイキッドチョークでタップを奪うと、11月はアウェーのアゼルバイジャンでトゥラル・ラギモフを1R僅か21秒でパウンドアウト。しかし24年6月、怪我からの復帰戦でスパイク・カーライルに一本負けでRIZIN初黒星。11月、DEEPで当時5連勝中の倉本大悟を相手に1R TKO勝利。26年3月の前戦で矢地祐介に2R TKO勝ち。
ズマガジーは、11月のRIZINデビュー戦でPANCRASE王者・雑賀ヤン坊達也を相手に1R左ハイでダウンを奪いダースチョークでタップを奪い、僅か1分での一本勝利。26年4月に体重超過の天弥に判定勝ち。
▼フェザー級(66kg)5分3R
牛久絢太郎(アメリカントップチーム)24勝14敗1分
リー・カイウェン(中国/Haosheng fight gym)17勝8敗
牛久は、23年までの2連敗後にアメリカントップチームに移籍。23年9月、萩原京平に判定勝利で連敗脱出。階級を下げDEEPフェザー級のベルトも返上すると、24年4月バンタム級初戦で太田忍と対戦も、思うように力が出せないまま判定負けを喫した。その後、佐藤将光、福田龍彌にも判定負けで3連敗。25年11月のDEEPフェザー級で椿飛鳥に1R ヴォンフルーチョークで一本勝ちで連敗脱出。26年5月の「DEEPフェザー級暫定王者決定戦」で水野新太に判定負けで戴冠ならず。今回、RIZINフェザー級で再起戦となる。
リー・カイウェンは、23年5月よりROAD TO UFC(RTU)シーズン2に出場。8月の準決勝で神田コウヤに判定勝ち。24年2月、自身が体重超過するも決勝は行われ、イー・ジャーに1R一本負けでUFC契約を逃す。国内団体で2連勝後の25年5月よりRTUシーズン4参戦。8月の準決勝で中村京一郎に判定負け。1年9カ月ぶりの試合となった26年5月、高木凌との打ち合い上等で臨んだ再起戦/RIZINデビュー戦は、1Rに髙木の右を被弾し、パウンドTKO負けを喫した。26年8月の前戦で水野新太に1R TKO勝ちでRIZIN初勝利をあげている。
▼RIZINフェザー級(66.0kg)5分3R
アバイジャ・カレオ・メヘウラ(米国/Xtreme couture)7勝4敗
相本宗輝(フリー)10勝0敗

メヘウラは、25年からKOTC参戦で、26年4月にRIZIN初参戦。1.5kg体重超過のノーコンテストルールで萩原京平に首相撲ヒザ・ヒジを効かせて1R、パウンドアウトも無効試合に。今回、同じストライカーの相本を下して公式にRIZIN初白星を掴むか。

相本は、23年5月のプロデビュー以来DEEPを主戦場とし、25年12月に当初GP一回戦で対戦するはずだった高橋遼伍と対戦。1R TKO勝ち。26年3月、コレスニックを相手に得たRIZINデビューのチャンスで直前に自転車事故で欠場。7月、DEEPの意向でライト級に上げ4連勝中の山田聖真と対戦。3Rに右ストレートでダウン奪うパウンドTKO勝利、MMA戦績10戦無敗とした。今回、本来のフェザー級に戻して萩原を倒したメヘウラとの初の国際戦に臨む。
▼ライト級(71kg)5分3R
雑賀“ヤン坊”達也(DOBUITA FIGHT SPORTS GYM)14勝8敗
倉本大悟(JAPAN TOP TEAM)8勝3敗
雑賀は、元ライト級キング・オブ・パンクラシスト。26年3月、三度目のPANCRASE防衛戦でラファエル・バルボーザのヒジを被弾しカットによる2R TKO負けで王座陥落。5月RIZINで宇佐美正パトリックとのストライカー対決に臨み、激しい打ち合いのなか、宇佐美の圧力に下がると横須賀アッパーを突き上げるも宇佐美のカウンターの左フックにダウン。最後はサッカーキックで1R TKO負け。2連敗を喫した。ともに長身ストライカーで右の強打とヒザ蹴り、左ハイと武器が似ているがリーチで勝る雑賀。国内団体の元王者として後のない今回、DEEP王座挑戦経験を経た倉本との「会社員対決」を制し、世界の強豪たちへのリベンジ、そしてRIZINトップ戦線へと突き進む足がかりとしたい。
倉本は、極真空手&柔道ベース。RIZIN初参戦となった24年11月にキム・ギョンピョと対戦。得意のスイッチの打撃で立ち合い、最初のギョンピョのテイクダウンには立って突き放したものの、2度目のダブルレッグでリストコントロールされてRNC狙いからのパウンドでTKO負け。初の国際戦で苦い敗戦を喫した。DEEPに戻り、25年3月にトミー渡部と対戦すると渡部の突進に苦戦も、3Rに右カーフを効かせて右ストレートでTKO勝ちで再起。さらに11月には大木良太をKOし、DEEPで7連勝を飾る。この活躍を受けて26年3月、大原樹里のベルトに挑むも偶発的な金的攻撃により無効試合に。5月、大原樹里と仕切り直しの王座挑戦のチャンスを得るも、大原の圧力に下がったところに左フックを被弾。さらにワンツーを打ち抜かれてダウン、踏みつけで1R TKO負けで戴冠ならず悔し涙をのんだ。初参戦から2年を経てRIZIN出場のチャンスを再び得た今回、元PANCRASE王者の雑賀“ヤン坊”達也を相手にDEEPタイトルコンテンダーも経験したその実力を発揮し、殴り者対決を制するか。
▼バンタム級(61kg)5分3
中島太一(JAPAN TOP TEAM)20勝14敗1分
溝口 司(BLACK ROSE)4勝0敗
中島は、元バンタム級キング・オブ・パンクラシスト。23年9月に初参戦のRIZINで2勝2敗。25年11月に後藤丈治の左フックに1R KO負けも、26年5月のDEEPで日比野“エビ中”純也に2R TKO勝ち。
溝口は、2021年K-1甲子園西日本予選トーナメント-60kg優勝のストライカー。同年の全日本アマチュア修斗選手権バンタム級3位。22年9月、GLADIATORでプロMMAデビューから3連勝で25年4月に『ONE Friday Fights 104』に出場。エゼキエル・イシドロに1R TKO勝ちで4連勝中。
▼RIZINフェザー級(66.0kg)5分3R
鈴木博昭(BELLWOOD FIGHT TEAM)7勝6敗
千春(FREEDOM@OZ)7勝1敗
元SB王者の“怪物くん”鈴木は、25年6月のRIZINで山本空良に判定勝利で連敗脱出。9月に中国のファン・イェーロウにも判定勝ちでRIZIN2連勝に。しかし26年6月、BreakingDownのキックルールでバンタム級王者の井原良太郎に延長判定負けを喫した。26年7月のRIZINで18歳下の宮川日向と対戦。1Rに宮川のカウンターの右を被弾しマットにヒザを着いた鈴木だが、2Rから前足狙いのローとボディ連打でペースを奪い返すと、最後は宮川をケージに押し込んで左ヒジでダウン奪取、パウンド&顔面ヒザをまとめてTKO勝ち。立ち技のベテランらしいケージMMAムエタイの強さを見せて再起を果たしている。今回、Fighting Nexus王者の千春のメジャーデビューの相手となった“怪物くん”はイェーロウ、宮川に逆転勝ちした観察眼も発揮し、打撃のなかで組みも武器とする千春を封じ込め、フェザー級上位戦線に名乗りをあげるか。
千春は、Fighting NEXUS 第三代フェザー級王者。現Fighting NEXUSライト級王者でBreakingDownでは朝倉未来が推す賢民の兄であり、兄弟ともに地下格闘技からプロファイターとして活躍し『第二の朝倉兄弟』として注目されている。バックボーンは父の勧めで10歳から始めた柔道。中学生の頃には地元北区にジムを構える元修斗世界王者ランバー・ソムデートM16にMMAムエタイを師事。18歳より、地下格闘技に出て勝つためにとMMAの練習を始めライト級王者に。23年8月、Fighting NEXUSでのプロデビュー戦は反則負けも、2戦目以降は7連勝。うち5勝をフィニッシュ勝利している。前戦は、26年7月のNEXUS第三代フェザー級王座決定戦で高須将大に1Rリアネイキッドチョークで一本勝ち。ライト級の賢民とともに兄弟同時王者となった。
▼RIZINフライ級(57kg)5分3R
濱田 巧(THE BLACK BELT JAPAN)MMA7勝0敗1NC、キック14勝9敗1分
関原 翔(RESURGO MMA)14勝5敗
濱田は、25年11月に大塚智貴にスプリット判定勝ちでPANCRASEフライ級王座を獲得も、その後、団体に事前承認なくBreakingDown参戦を進め、26年3月のオーディションに登場し、王座剥奪。
25年5月のPANCRASEでジョセフ・カマチョに2R、得意のギロチンチョークで一本勝ちで再出発を白星で飾ると、9月25日のRIZIN会見を受け、自身のXで「僕は会見に呼ばれませんでした。でもまだ終わったわけじゃない。ここまで来たらもう一度動くしかない」と、28日に榊原CEOに直談判に。地元千葉大会での出場の確約を得ていた。
濱田は、幼少期に口唇口蓋裂があることでいじめを受けたことをきっかけにキックボクシングを始め、プロ14勝(6KO)9敗。2022年にPANCRASEネオブラッド・トーナメントフライ級でプロMMAデビューすると同トーナメントで優勝を果たし、3年後にPANCRASEのベルトを巻いた。
対する関原は「格闘代理戦争」等を経て、19年5月にPANCRASEでプロデビュー。21年2月からDEEPに参戦し、21年11月のRIZINでTARKERに判定勝ちするなど怒涛の6連勝。
しかし、22年5月の伊藤裕樹との殴り合いの大激闘で硬膜下血腫に。治療を経て、24年5月に2年ぶりに復帰。その間、柔術大会に出場するなど磨いたグラップリングを自身のMMAに融合させ、マサト・ナカムラ、杉山康平、本田良介を相手に3連勝。
25年5月に現王者の村元友太郎にスプリット判定負けで惜敗も、25年8月には元PANCRASE王者の北方大地に判定勝ち。26年3月、フライ級王座挑戦権を賭け力也と対戦。スプリット判定負けで王座挑戦ならず。5月の前戦では親友の猿寿健太(KENTA)に判定勝ちを収めている。
キック出身の濱田は、オーソから三日月蹴りを含む左右の蹴り、パンチに加え、大塚戦のテイクダウン、バック。さらにカマチョを極めたギロチンチョークとグラップリングで勝負し削ることも巧みだ。
一方の関原は、伊藤を追い込んだ近距離の打撃に加え、スイッチしての左で村元からダウンを奪い、サッカーキックなどRIZINルールにも慣れている。そして近年ではグラップラーとしての組みと打撃の融合が、そのスタイルに幅を持たせている。
艱難辛苦を乗り越え、RIZINにたどり着いた濱田と関原。どちらがRIZINフライ級戦線で居場所を作るか。
RIZIN出場決定に、主催者を通じて濱田は「PANCRASEから来ました、濱田巧です。ここまで来るまでに本当にいろいろなことがありましたが、たくさんの方々のご協力や支えがあったからこそ、今回RIZINの舞台に立つことができました。僕は生まれつき口唇口蓋裂があり、幼少期には外見のことで笑われたり、いじめを受けたりすることがありました。とても嫌な思いをすることも多く、『外見で人を判断する人には負けたくない』『もっと強くなりたい』という思いから格闘技を始めました。格闘技を続けていく中で、今度は自分の試合を通して、僕と同じような経験をしている人や、外見を理由に笑われたり、いじめを受けている人たちに、少しでも勇気を与えられる存在になりたいと思うようになりました。ずっと目標にしてきたRIZINの舞台に、今回ようやく立つことができます。RIZINは誰もが簡単に立てる舞台ではなく、何度もチャンスがあるわけではないと思っています。だからこそ、今回の一度のチャンスを絶対に無駄にせず、自分の人生を変えるつもりでリングに上がります。自分の試合を見てくれた方に“自分も頑張ろう”と思ってもらえるような試合をして、少しでも多くの人に勇気を届けられるように全力で戦います」とコメント。
関原は「強い選手と闘いたい。誰とやっても勝負になると思う」とシンプルにコメント。しかし、SNSでは「俺がDEEPの強さ魅せつける。DEEPvs.パンクラス! 極上のMMAしようぜ濱ちゃん。初めての黒星つけてやるよ。DEEPファンの皆、絶対勝つから俺を信じて応援よろしく」と自信を示している。
▼フライ級(57kg)5分3R
力也(FIGHT FARM)14勝13敗
木村琉音(K-Clann)2勝1敗
力也は、25年9月からDEEPで濱口奏琉、安谷屋智弘、関原翔に勝利し3連勝。26年5月に「DEEPフライ級タイトルマッチ」で村元友太郎と対戦も2R ヒザ十字で一本負けで戴冠ならず。
木村は、24年7月にDEEPでプロMMAデビューし、齊藤璃貴に判定負け後、11月に平本丈に腕十字で一本勝ち。25年3月の松井優磨戦で1.95kgの体重超過。右ボディからワンツーで倒すも計量失敗のためノーコンテストとなっている。
▼オープニングファイト RIZINライト級(71kg)5分2R
ジェイク・ウィルキンス(リバーサルジム新宿Me,We)PFCフェザー級王者、元Fighting NEXUSライト級王者 5勝4敗
山﨑弥十朗(TRIBE TOKYO MMA)3勝0敗
ウィルキンスは、柔道ベース。21年7月のFighting NEXUSでプロMMAデビューし、河名マストに3R TKO勝ち。25年8月の「Fighting NEXUSライト級王座決定戦」で小川健晴に2Rギロチンチョークを極めて戴冠。26年3月に同王座を返上し、5月のRIZIN神戸大会でフェザー級で中川皓貴に判定負け。
26年8月の「PFCフェザー級王座決定戦」で吹田琢に1R、左ミドルでTKO勝ち、第4代PFCフェザー級王者となった。今回はライト級に戻して戦う。33歳。
山﨑は、2022年天皇杯全日本レスリング選手権 フリースタイル79kg級優勝者。25年9月にDEEPでプロMMAデビューし、アサン・ゲェイデに判定勝ち。26年2月にはウラケンとの接戦をスプリット判定で勝利。TRIBE TOKYO MMA所属となり、9月の前戦で北岡悟に判定勝ちしている。29歳。
▼RIZINフェザー級(66.0kg)5分2R
井上舜矢(THE BLACKBELT JAPAN)
マイティ・saw(ミャンマー/Tgrip Tokyo)
◆井上舜矢 Shunya Inoue
出身地:日本 熊本県、生年月日:2006年6月21日、身長:176cm、体重:66.0kg、所属:THE BLACKBELT JAPAN
● バックボーン:空手、キックボクシング、ボクシング
● バックボーンでの獲得タイトル:空手JKJO全日本選手権優勝
● プロデビュー:していない
● プロ戦績:キックボクシング戦績5戦3勝2敗
● キックボクシング獲得タイトル:初代RUSH ONウェルター級チャンピオン
● 特技:どこでも寝れる
● 趣味:運動
● 意気込み:
「『若くて強い』って言われている秋元強真選手に並べるくらいの実力があると思っている。そこの部分を見せていきたい」
◆マイティ・saw(Mighty saw)
出身地:ミャンマー、生年月日:1999年2月17日、身長:166cm、体重:66.0kg、所属:Tgrip Tokyo
● バックボーン:なし
● プロデビュー:2026年4月 DEEP
● プロ戦績:MMA成績1勝1敗 1本勝ち
● 獲得タイトル:初代RUSH ONウェルター級チャンピオン
● 特技:料理
● 趣味:釣り
● 意気込み:
「初めてのRIZIN参戦で気合が入ってます。必ずフィニッシュすることを約束します。ミャンマー人は強いです! ジョシュア・ヴァンだけではなく日本では私が証明します! ミャンマー人は強いです!」
▼RIZINフェザー級(66.0kg)5分2R
松本尚大(拳心會)
高橋正親(BRAVE GYM)
◆松本尚大 Naohiro Matsumoto
出身地:日本 長野県、生年月日:1996年8月22日、身長:172cm、体重:66.0kg、所属:拳心會
● バックボーン:柔道、スノーボード
● プロデビュー:2017年12月10日GRACHAN32
● プロ戦績:17戦9勝7敗1分
● 特技:スノーボード
● 趣味:動物と触れ合う
● 意気込み:
「RIZINに出場させていただく機会をいただいて、オープニングファイト、自分の立ち位置的に自分の役割をしっかり理解して、勝ち負けはありますが勝ちたい前提で、負けを恐れず良い勝ち方でインパクトを残していきたいです。たくさんの方々に見てもらい、RIZINの舞台、Nexusに恥じないファイトと振る舞いをして試合まで作り上げていきたいと思います。よろしくお願いします」
◆高橋正親 Masachika Takahashi
出身地:日本 千葉県、生年月日:2005年4月23日、身長:170cm、体重:66.0kg、所属:BRAVE GYM
● バックボーン:レスリング
● プロデビュー:2025年9月15日 DEEP127Impact
● プロ戦績:3戦3勝
● 獲得タイトル:DEEPフューチャーキングトーナメント2024年フェザー級優勝
● 特技:バク転
● 趣味:格闘技
● 意気込み:
「DEEPに参戦してる髙橋正親です。生まれ育った千葉県で試合ができることを誇りに思います。柏市民代表として面白い試合をして勝ちます!是非応援お願いします!」















































