▼RIZINライト級(-71.0kg)5分3R ※試合見どころ
〇キム・ギョンピョ(韓国/Redhorse MMA)15勝5敗
[2R 4分25秒 TKO] ※矢地がカットし、ドクターストップ
×矢地祐介(フリー)28勝16敗
矢地は、中学3年より格闘技を始め、2009年4月に修斗でプロデビュー。2012年11月に修斗環太平洋ライト級王座、2015年にはPXCフェザー級王座を戴冠。2016年末からRIZINに参戦すると五味隆典らから5連勝を収めるも、2018年8月のメインでルイス・グスタボの右フックに倒れRIZIN初黒星。2019年7月には朝倉未来に判定負けを喫した。2021年大晦日にライト級王者サトシに挑戦するも一本負け。2024年5月にはBellator初参戦も、元ROAD FC王者マンスール・バルナウイに1R一本負け。9月の再起戦では宇佐美正パトリックを相手に完封勝利して見せたが、大晦日に桜庭大世のMMAデビュー戦で1R僅か26秒TKO負け。2025年9月の再起戦では、GRACHAN王者の芳賀ビラル海に実力差を見せつけ2R一本勝ちした。
ギョンピョは、打倒極の安定した強さに加え持ち前のフィジカル&気持ちの強さを併せ持つオールラウンダーにして、(T)KO/一本での勝利が85%のフィニッシャー。19歳の頃から韓国の名門MMA Storyで格闘技を始め、2015年2月に『ROAD FC』でプロデビュー。『THE OUTSIDER』やロシアの『MFP』などに参戦し5連勝したが、2017年10月、ROAD FCで現UFCライト級のアルマン・ツアルキャンに惜敗。2019年7月のHEATライト級王座戦での勝利を含め4連勝を挙げると、1敗を挟み『ROAD TO UFC』に参戦。トーナメント準決勝でアンシュル・ジュブリにスプリット判定負けで敗退。2023年4月、RIZIN初参戦で宇佐美正パトリックからリアネイキドチョークでタップを奪う。2024年6月、怪我からの復帰戦でスパイク・カーライルに一本負けでRIZIN初黒星。2025年11月、DEEPで当時5連勝中の倉本大悟にTKO勝利を収めた。今回は約1年4カ月ぶりのリング復帰、かつ自身の怪我で中止となった失地祐介との一戦を2年越しに迎える。

1R、サウスポー構えの矢地。オーソのギョンピョに左ミドルを突くと、ギョンピョの蹴りに合わせて組み。コーナーに押し込んだギョンピョが四つから回して小外でテイクダウン奪うと、矢地は下から左でオーバーフック。ギョンピョは空いた左でヒジ! この1発で右目周辺をカットした矢地。ラバーからクローズドガードの矢地。足を解き立ち上がり。ギョンピョは出血した矢地をコーナーに押し込み、右を効かせると、矢地の組みを切ってテイクダウンを奪い、パウンド。

矢地は右の蹴り上げをヒットさせるが、インサイドガードに入っていくギョンピョはヒジ! 矢地は下のままゴングを聞く。

2R、矢地は詰めて左ミドル、左ハイ。喧嘩四つで互いの蹴りが交錯し、ギョンピョのローブローに。中断、再開。


右ストレート、左フックのギョンピョ。四つに組んだ矢地は小内刈テイクダウン。ハーフから腰を抱く。下のギョンピョもヒジ。腰を上げてけんけんでパスガードを狙う矢地だがさせないギョンピョがスイープでトップを奪う。


出血の多い矢地、右眉毛横を大きくカットした矢地にドクターチェックが入り、矢地はタオルで拭ってやれる、と示すが、試合ストップ。ギョンピョがTKO勝ちした。

複雑な表情を浮かべたギョンピョは「1年4カ月ぶりにRIZINに戻ってきました。また戻ってくる日を夢見ながら頑張ってきました。ファンの皆さんを満足させる試合を見せたかったんですが、自分の基準では最悪の試合になってしまいました。今日は矢地選手にちょっと運がなくて、自分に運があった。それだけですす。次回はもっといい試合をお見せします。RIZINの皆さん、このリングに立たせていただいてありがとうございます。日本のファンの皆さん、応援ありがとうございました」と語った。




