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2026/04/12 12:04

▼RIZINライト級(71.0kg)5分3R
〇ヌルハン・ズマガジー(カザフスタン)70.95kg
[判定3-0] ※29-26×2, 30-25

×天弥(和術慧舟會HEARTS)74.50kg ※体重超過



 ズマガジーは、Alash Pride FCライト級暫定世界王者。同じカザフスタンのダウトベックの弟分で、サウスポーから左の強打を誇る。23年1月にプロMMAデビュー。破竹の5連勝も、24年7月のUAE Warriorsで現在11戦無敗のヴラディスラヴ・ルドニエフ一本負け。24年12月、Alash Prideでリナート・サヤクバエフとの暫定王座決定戦で1R TKO勝ちで戴冠。25年2月にジュラベク・テシャボエフを1R左ストレート一閃、KO勝ち後、5月にはクレベウソン・シウバにもTKO勝利。11月のRIZINデビュー戦でPANCRASE王者・雑賀ヤン坊達也を1R左ハイでダウンを奪いダースチョークに極めて、僅か1分で一本勝ち。今回、PANCRASEでヤン坊と激闘を繰り広げた天弥を相手にRIZIN2戦目に臨む。MMA10勝1敗。

 天弥は“日本ライト級最凶の拳”を持つライト級ファイター。極真空手ベースで、23年3月、PANCRASEネオブラライト級決勝戦でプロMMAデビュー。芳賀ビラル海に1R TKO勝ちで優勝。以降もPANCRASEを主戦場とし、6月の神谷大智戦でグラウンドでの顔面ヒザで反則負けによるプロ初黒星を喫したが、8月には木村裕斗を1R僅か29秒、パウンドTKOで勝利。24年3月、松本光史に判定勝ち後、9月のライト級次期挑戦者決定戦で葛西和希を1R TKO。25年4月、雑賀ヤン坊達也のライト級王座に挑戦。死闘の末にTKO負け、王座奪取ならず。12月、再起戦にして初の国際戦でクリストフ・キルシュを1Rリアネイキドチョークで極め、プロ初の一本勝利を飾った。今回、RIZIN初参戦で、PANCRASEで自身の挑戦を退けたヤン坊のことを1Rフィニッシュしたズマガジーと対戦する。MMA5勝2敗。

 前日計量で天弥が3.5kgオーバー。対戦相手のヌルハン・ズマガジー(カザフスタン・70.95kg)が試合を望んでいるため、「JMOCおよび主催者により、試合実施の可否について慎重に検討中」となっている。

 本誌の取材によれば、ルール上、体重超過の上限のリミットは無いため、JMOCと主催者の検討の結果、実施可能と判断されれば、あらためてズマガジー陣営に確認の上、試合は行われる。またその際に、規定により天弥の戻し体重の制限は行われない。主催者は実施の判断を「11日中」とした(※【続報】天弥の試合は“ノーコンテストルール“で実施に)。



 1R
、サウスポー構えのズマガジー。オーソの天弥。中央に出るズマガジー。右インローをかわしたズマガジー。詰める天弥に回るズマガジーは右ハイを空振り。



 天弥は左関節蹴り、右で出入り。ズマガジーも左ミドルで押し戻す。打点の高い左前蹴りを見せるズマガジー。左ミドルも。その打ち終わりに右を振る天弥。



 さらに右で詰めるがさばくズマガジーは左の蹴りを上下に突く。天弥は左ロー。左ジャブから右のステップインでガードに届かせる。右をダブルを突く天弥。左前蹴りも。その入り終わりにズマガジーは左ボディを突く。



 2R
、ズマガジーの右に組みを見せる天弥。左ハイを突くズマガジー。ブロッキングの天弥は右ミドルハイ。ズマガジーは右足を外に踏んで左ストレートを狙う。さらに左ボディから左テンカオとボディ狙い。ノーモーションの左を突く。さらに強烈な左ミドル。



 詰める天弥の左がヒット! しかし、下がらず回って立て直したズマガジー。左奥の手がノーモーションで出てくる。右ハイも突いて天弥を受け手に回らせる。ズマガジーの右の蹴りを掴んで突きの天弥。



 ズマガジーは左ヒザのフェイントから左手を顔面に押すが、アイポークに。中断。再開。喧嘩四つの前手争いから、天弥は左の関節蹴り。詰めるズマガジーに右ハイで押し戻す。



 3R
、天弥の右を巧みに外すズマガジー。右ハイ。左関節蹴りの天弥。ズマガジーは左ヒザ、左ミドルハイと間合いを保つ。天弥は左から右を届かせると。中に入るとズマガジーは左前蹴り。さらに右に回って左の蹴りを腹に。





 詰めてダブルレッグに入った天弥。クラッチを組んで尻を着かせるが、座ったズマガジーは下からレッスルアップでテイクダウンして上に! クローズドガードから足を解いてケージを使い立とうとする天弥。





 立ち上がるとも残り40秒、左右で前に出た天弥にボディロックテイクダウン! バックからリアネイキドチョーク狙いも天弥は亀に。ズマガジーが手首をコントロールしてゴング。



 判定まで行ったことで、天弥の勝ちは無し。判定3-0でズマガジーが勝利した。採点は事前に「減点2」が天弥につくなかで、ズマガジーが29-26,30-25,29-26で勝利した。

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