フライ級王者・村元友太郎が力也のがぶりパウンドをヒザ十字に切り返して一本勝ち
▼第13試合 DEEP フライ級タイトルマッチ 5分3R
〇村元友太郎(ALIVE)王者 56.60kg
[2R 4分48秒 ヒザ十字]
×力也(FIGHT FARM)挑戦者 56.65kg
村元は、2024年5月にKENTAにスプリット判定勝ち後、11月の『RIZIN LANDMARK 10』でトニー・ララミーに判定負け。2025年5月のDEEPで関原翔にスプリット判定勝ちすると、25年8月の前戦で福田龍彌が返上したベルトを巡る「王座決定戦」でKENTAと再戦。2R、右ストレートでダウンを奪うTKO勝ちで村元がフライ級王座についた。31歳。初防衛戦。
挑戦者・力也は、24年3月にバンタム級で小崎連に敗れるも、5月に山本有人に判定勝ち。9月に鹿志村仁之介に一本負けしたが、11月に吉田陸を肩固めに極め、25年3月に58kg契約で原虎徹をサウスポー構えからの右フックで1R KO。25年8月にフライ級で本田良介と対戦。左右連打から首相撲ヒザで追い込むも、テイクダウンからバックを取られてRNCで一本負け。
柴田“MONKEY”有哉の欠場で緊急参戦となった25年9月の試合では、58.5kg契約で濱口奏琉を左右連打で1R TKOに下した。そして、25年12月の前戦で安谷屋智弘と対戦。左ストレートでダウンを奪い、安谷屋の腕十字をスラム、パウンドアウトして1R TKO勝ち。さらに26年3月の後楽園大会で関原翔と対戦し、スプリット判定勝ちで3連勝をマーク。王座挑戦を決めた。33歳。
村元「このDEEP25周年記念大会という大きな舞台で防衛戦ができることをとても誇らしく思います。対戦相手の力也選手、しっかり強敵なんで初防衛戦で最高のハイスピードMMAを見せて勝利を必ずもぎとります」
力也「この日のために一生懸命作ってきたんで、明日は精一杯それをチャンピオンにぶつけます。何が何でも勝って絶対チャンピオンになります」
1R、村元のテイクダウンにギロチンを合わせた力也、サイドに出るもハーフで絞め直す力也。しかしヴォンフルーも狙う村元。下の力也はネルソンからスイープ! 脇差し袈裟固めからパウンド、首を抜きたい村元だが、ケージに詰まる。
2R、サウスポー構えの力也に右ミドルを当てる村元。右ボディからニータップで押し込む村元をがぶる力也は首をがぶったまま持ち上げて蹴り。
離れる村元はワンツーもまだ遠い。圧力をかける力也に村元はジャブ、力也もワンツー。そこにシングルレッグの村元がテイクダウンからサイドに。首を抱えたままの力也はサイドに出られながらも首を外さずブリッジスイープ!
がぶりに変えて首を落とす力也。ダースチョークも狙うが、サイドバックからパウンド。潜る村元は足をとらえて巻き込み前転からヒザ十字! 力也の左ヒザを伸ばしてタップを奪った。
ベルトを腰に愛息を抱えた村元は、「名古屋からも応援ありがとうございました。強敵の力也選手を迎えて、自分のMMA、何でもできることを見せられたと思います。25周年の大会で一本勝ちできて幸せです。王座戦の1カ月前に息子が生まれてパワーをもらいました」と語った。
試合後、バックステージで村元は、フィニッシュのヒザ十字について「イメージはしていました。サイドバックは回転するとヒザ十字にちょうど入る場所なので。相手もレスラーでがぶりとかは強いけど、ああいう細かいテクニックが穴だとみてた思ので“キタッ”と思いましたね。思い切り振り抜いたんで靭帯いっちゃったかもしれないですね。
(ギロチンで対角のサイドに抜けていたのにブリッジで返されたのは想像外?)想像を超えるブリッジ力(苦笑)。あれは想定外で。サイドに来て極めに行こうかと思ったらひっくり返されて、あれはちょっとフライ級じゃないですね。(ではサイドバックの体勢はあえてその形にさせた部分もある?)そうですね。それはちょっと誘っていて、ほかの展開だとラチいかないんで、サイドバックになって“よしキタッ”と」とフィニッシュにハメたことを明かした。
















