photos by SO, RIZIN FF
2026年6月6日(土)に宮城県・ゼビオアリーナ仙台にて『RIZIN LANDMARK 14 in SENDAI』が開催された。
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神龍誠が扇久保博正を組みで突破、縦ヒジでカットさせて1年11カ月ぶり再戦で判定勝ち、新フライ級王者に
▼RIZINフライ級(57.0kg)タイトルマッチ 5分3R
×扇久保博正(THE BLACKBELT JAPAN)57.00kg
[判定0-3] ※29-30, 27-30, 28-29
〇神龍 誠(神龍ワールドジム/ATT)56.95kg
※神龍がフライ級王者に
RIZIN初の東北大会のメインは「RIZINフライ級タイトルマッチ」(5分3R)。岩手県出身の王者・扇久保博正(THE BLACKBELT JAPAN)が57.00kg、宮城県出身の挑戦者・神龍誠(神龍ワールドジム/ATT)が56.95kgでともにパス。フェイスオフでは、パラエストラ千葉ネットワーク時代の先輩・後輩の因縁がある両者が胸を突き合い、火花を散らした。
24年7月以来、1年11カ月ぶりの再戦。かつてパラエストラ千葉ネットワーク時代に先輩・後輩だった両者は、前回はリングで対戦し、扇久保が神龍に判定勝ちを収めている。今回はケージでの対戦。岩手県久慈市出身の扇久保は、25年の「RIZIN WORLD GP 2025 FLYWEIGHT TOURNAMENT」でホセ・トーレス、アリベク・ガジャマトフ、元谷友貴をいずれも判定で下して優勝と同時にRIZINフライ級王座を獲得。今回が初防衛戦となる。
地元仙台出身の神龍は、同トーナメント1回戦で山本アーセンにギロチンチョークで一本勝ちも、準決勝で元谷友貴に判定負け。その後、米国ATT入りを果たし、大晦日にヒロヤに判定勝ちで再起。26年4月の前戦・福岡大会ではエンカジムーロ・ズールーにキムラロックで一本勝ちを収め、試合後のマイクで扇久保への挑戦を表明。今大会での「東北対決」が実現した。
公開練習では、GPで扇久保と15分を戦ったホセ・トーレスを帯同した神龍は、「ドラゴンボール」のフュージョン(合体)を見せるなど、対扇久保対策を練ってきている。また扇久保は、THE BLACKBELT JAPANの柏ジムにケージが導入されて初の試合となる。
神龍「明日僕がチャンピオンになって、時代作るんで、皆さん見に来てください」
扇久保「皆さん、こんにちは。このふるさと東北で試合ができるっていうことが本当に幸せです。明日こいつ絶対ぶっ倒すんで、東北盛り上げます」
1R、オーソから左右フック、左ハイに繋げる扇久保。サウスポー構えの神龍はガードして左を打ち込む。扇久保のワンツーの飛び込みをいなしてテイクダウンの神龍。右足をかけてバック狙いも座る扇久保は立ち上がり狙い。神龍は右腕を頭越しに扇久保の左脇をすくうネルソンで固めて奥の左手で細かいパウンド。
左に回ってのスクランブルでバックを譲るより、肩を内側に入れたい扇久保は、神龍の右腕を掴んで足を外して正対して立つ。コントロールした神龍に、扇久保は左右で前に。左フックをかわして組んだ神龍は押し込み細かいパンチ。
放して押し込み離れ際に右ハイの神龍、大き目の振りの扇久保だが、右ローで神龍のバランスを崩す。ラウンドマストの判定、神龍のコントロールはどう取られるか。
2R、左ローの神龍に、扇久保は左フックをヒット。右関節蹴りの神龍。扇久保は左前足から右フックで前に。神龍は回りながら左ストレートを胸に。扇久保は逆ワンツー。さらに右の飛び込みをかわしてバッククリンチでヒザ。両足を束ねて座らせた神龍。片ヒザ立ちから立つ扇久保は正対して前に。
右から左フックで前に出る王者。さらに左フック。ガードする神龍も右ジャブ。扇久保の左をスリッピングアウェー。扇久保を呼び込み左ヒザ。さらに首相撲ヒザを3連打。
押し込む扇久保は離れる。前に出る扇久保に縦ヒジの神龍。ボディ打ちから組んだ扇久保は押し込み左右ボディ打ち! 離れ際にヒジ。強振して前に出る扇久保にカウンター狙いの神龍。アウトMMAで的確に狙う。
最終3R、会場を煽る両者。詰める扇久保。右ストレート。リードジャブ。神龍は左を狙う。扇久保の入りにバックヒジも肩口。ヒザも。ローブローパンチに扇久保はグローブタッチ。追う扇久保、右で差すもテイクダウンよりも離れ際に左! 詰める扇久保。
神龍はローシングルも立つ扇久保は右で前に。頭を下げての入り左縦ヒジの神龍を潰して前に出る扇久保だが、そのヒジで扇久保は頭頂部をカット! 残り半分。ドクターチェック。再開。
中央を取る扇久保。流血しながらも前に出る扇久保に、神龍は左ハイ、ガードの扇久保は右! 神龍も相打ち。左フックをかわした神龍はダブルレッグで崩し、立つ扇久保に右足をかけて崩し。すぐに立つ扇久保はシングルバックでサイドから寝かせるが、扇久保はマウントにさせずにトップに。
そこにギロチンを狙う神龍だが、首抜きトップの扇久保がパウンド。体を離して足をさばきに行きゴング。出血の扇久保は神龍にハグして何かを語りかける。
判定は3-0(30-29, 30-27, 29-28)で神龍が勝利。難攻不落の扇久保を神龍が下し、RIZINフライ級王者となった。
ベルトを巻いた神龍は、「ここまで本当にたくさん悔しい思いをして、応援してくれた人たちを気づけたり、悲しませてしまいました。こうして勝てて本当に良かったです。あと、扇久保……先生。あなたのことを嫌いだったし、いろいろあったけどあなたのおかげで強くなれました」とマイク。
ケージの中でベルトを外した神龍は父・髙橋弘幸さんをケージに呼び込み、「僕を育ててくれてありがとう。お父さんのおかげでベルトを獲れました。これが俺の親孝行です」と語り、父親の肩にベルトをかけた。その後、弘幸さんは扇久保のもとに挨拶。
扇久保にもマイクが渡され、「誠、ほんとうに強くなったな。いままでいろいろ言ってごめん。これからRIZINフライ級を世界一の階級にしよう」と神龍に語り掛けた。
またバックステージでは「ヒジは狙っていた。行き過ぎないように冷静に戦い、相手がどのパターンで来ても大丈夫でした。(扇久保とは)いろいろあったけど、あの人に勝つという思いでやってきたので『ありがとうございました』という気持ちです。終わったら、さっそくララミーから『次は俺』と言われました(笑)」と語った。
.@makoto0705mma and @Hiromasa0401 laid it all on the line in their RIZIN flyweight title match at #LANDMARK14
— RIZIN.tv (@RIZINTV_) June 6, 2026
[Watch on https://t.co/LChPUvqSqh | 6/5 11pm PT / 6/6 2am ET | #RIZINtv] pic.twitter.com/PjL0oTtOPp




























