▼フライ級 5分3R ※選手名からインタビュー
〇濱田 巧(THE BLACKBELT JAPAN)第11代KING OF PANCRASIST/2022年NBT同級優勝 7勝1NC
[2R 1分05秒 ギロチンチョーク]
×ジョセフ・カマチョ(Spike22)8勝4敗
“元王者”となった濱田がPANCRASEに復帰する。
大塚智貴との2度の激闘を制し、2025年11月に第10代王者に輝いた濱田。歓喜の戴冠からわずか4カ月、PANCRASEへの事前承認を得ないまま『BreakingDown』オーディションに参加。参戦を進めていたことにより、王座剥奪。一躍渦中の人物となった。その濱田が選んだ道は、PANCRASEでのゼロからの再出発。
対するカマチョは、2024年12月以来の久々の試合となる元フライ級ランカー。2022年6月の『LFA134』では、現UFCのアルデン・コリアに判定勝ちしている実力者だ。前戦では元フライ級王者・猿飛流を2R リアネイキドチョークで下している。26年3月大会では伊藤盛一郎との一戦が「査証手続きの都合により欠場」で流れており、戦いに飢えている。
試合前のインタビューで濱田は「僕はいじめられっ子だったんです。500人に1人の割合で発生する口唇口蓋裂(生まれつき上くちびるや口の中の天井(口蓋)がつながらず、裂けた状態になる先天性の疾患。胎児が成長する過程で、顔や口の組織がうまく形成されないことで起こる)という疾患を持っていて、小学生の頃にそれが理由でいじめられていました。強くなればいじめられないだろうなと子供ながらに思い格闘技を始めました。現在、僕と同じ環境に置かれている子供達に、強くなりたいと思って行動に移せば変われる、変わろうと思って行動に移せば何だってできるんだ! という事を僕は試合で見せたいです」といじめを格闘技で克服したことを明かしている。
波乱のストリーを背負う濱田は、PANCRASEで戦う以上、今回思わぬ形で高まった注目を自身の試合に向けるしかない。その元王者の首を実力者カマチョが狙う。空位となった王座を巡るフライ級戦線に、新たな火花が散る。
1R、サウスポーのカマチョにオーソドックスの濱田。すぐに間合いを詰めたカマチョがケージに押し込みながらパンチを入れる。押し込まれた濱田がヒザを出したが、それをキャッチして投げたカマチョ。バックに回るが、立って正対して離れた濱田。すぐに前に出ていくカマチョ。濱田がバックブローを見せたが空振り。
カマチョがタックルへ。テイクダウン。バックを狙ったが、濱田はケージを使って立ち上がり正対に成功。カマチョはなおもテイクダウンを狙う。濱田は押し込まれながら腹にヒザを入れる。離れた。
カマチョが左ミドルからカーフキックを打ち込む。常に先手を取っていく。パンチ連打でケージまで詰めるとシングルレッグで尻餅をつかせる。こらえながらヒジを入れた濱田。またヒザを入れたが、カマチョがタックルを合わせてバックに回る。残り20秒で濱田がギロチンで引き込んだが、首を抜いて外したカマチョ。1R終了。
2R、詰めてきたカマチョにパンチを入れる濱田だが、カマチョが組んでスタンドバックにつく。正対するが、今度はカマチョがギロチン。解除した濱田が立ち上がり、カマチョの顔面にヒザを入れるとギロチンで引き込んだ。そのままめくってマウントで絞める。カマチョタップ!
キック出身の濱田はキャリア初の一本勝ち。試合後、「僕を見捨てないで試合を組んでくださったPANCRASEさん、本当にありがとうございます。見捨てないで応援してくれたファンの方、チームのみんな、家族に感謝したいです。」と感謝の弁を述べた濱田。続けて、「僕はMMAファイターで有名になりたいので、もっともっと強くなって、夢の舞台に突き進んでいきたいと思います。まずはPANCRASEで、もう一度仕切り直して、イチから頑張りたいなと思います」とコメントした。






















