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【UFC】ゲイジーがピンブレットとの5R死闘制しライト級暫定王者に。オマリーがソン・ヤドンに打ち勝つ、アコスタが3連勝。シウバがナマユナスと接戦制し8連勝、ジェアン・シウヴァがアレンに判定勝ちで再起、ウマルがフィゲイレードを完封、体重超過のペレスがジョンソンを初回TKO。UFC史上初、2試合連続残り1秒 TKO決着=『UFC324』

2026/01/25 07:01

『UFC 324: Gaethje vs. Pimblett』全試合 速報

▼UFC世界ライト級暫定王座決定戦 5分5R ※選手名からインタビュー
〇ジャスティン・ゲイジー(米国)27勝5敗 155lbs/70.31kg
[判定3-0] ※48-47, 49-46×2

×パディ・ピンブレット(英国)23勝4敗 ※UFC7連勝でストップ 154lbs/69.85kg
※ゲイジーがライト級暫定王者に

 UFC世界ライト級正規王者のイリア・トプリア(ジョージア/スペイン)が妻のジョルジーナ・バデルとの結婚生活が破綻し離婚が迫っており、息子と娘の2人の子供のために、しばらく試合から離れ家庭に専念することを報告。ライト級は「暫定王座戦」が組まれることとなった。

 暫定王座戦に臨む“激闘王”ゲイジー(4位)は、24年4月の『UFC300』でマックス・ホロウェイと試合終了間際にマット中央で打ち合いを繰り広げた末に右フックで失神KO負けしたが、25年3月『UFC 313』で負傷欠場したダン・フッカーの代役ラファエル・フィジエフに判定勝ちで再起を遂げている。14試合で14ボーナス=UFC史上最高のボーナス獲得率を誇る激闘ファイター。37歳。

 対する5位のピンブレットは、UFC7勝0敗の31歳。人気先行の評価もあったが、24年7月にキング・グリーンを1R 三角絞めに極め、25年4月の前戦ではマイケル・チャンドラーを相手に終始優勢に進めて3R TKO勝ち。一気に評価を覆した。思い切りのいい打撃と、10の一本勝ちをマークする極めの強さが武器。MMA23勝(7KO・TKO/10SUB)3敗。

 対するゲイジーはオールアメリカンレスラーでありながら、体幹の強さから繰り出すフック系のパンチやローキックなどの強烈な打撃が武器。前戦では肉弾戦でない打撃戦で競り勝つ“やりすぎない”クレバーさも見せた。MMA26勝(20KO・TKO/1SUB)5敗で一本負けはハビブ・ヌルマゴメドフの三角絞めとチャールズ・オリベイラにリアネイキドチョークの2試合のみ。

 チャンドラー相手に打撃で先行し、組みでもバックを奪ったピンブレットは、UFCでは初の5R戦でゲイジー相手にも立ち合い、組み勝つことができるか。UFCのダナ・ホワイト代表は、このゲイジーvs.ピンブレットの勝者が次に「王座統一戦」として妻と裁判中のトプリアと戦うとコメントしている。

 1R、サウスポー構えから入るピンブレットは左ローから。オーソのゲイジーにピンブレットもオーソから右カーフ。右アッパー、右フックで詰めるゲイジーに右を返すピンブレット。

 右から左の連打のピンブレットに左ハイのピンブレット。シングルレッグもレスリング出身のゲイジーは切って切ると、右をヒット! 崩れたピンブレットに右アッパーも。ピンブレットの組みを切ってヒザ。立たせて詰めるゲイジー。

 ゲイジーの左にバランスを崩したピンブレットは左ミドル。詰めるゲイジーは右を振って組んでバッククリンチ。正対したピンブレットはヒザ。離れるピンブレットは右カーフ。追うゲイジーにピンブレットは右カーフ、頭を下げるゲイジーに右アッパーを返す。ゲイジーの左前手がアイポークに。中断。再開に大歓声。

 右を振るピンブレット。右に頭を下げるゲイジーに左ミドルも。しかし詰めるゲイジーが左右でピンブレットにケージを背にさせる。ピンブレットの右バックひじをかわしたゲイジーは組み。離れてともに右カーフ狙い。

 2R、左ジャブのピンブレット。刺し合いはピンブレット。右カーフを蹴るピンブレット。詰めるゲイジーは組んでがぶりからヒザをボディに、頭を上げたピンブレット。右カーフ。ゲイジーも左ジャブ。圧力をかけるゲイジー、ピンブレットの左の蹴りを跳ね飛ばして前に。

 左ジャブのピンブレットは右アッパー! ゲイジーも右で応戦。カーフをこつこつ突くピンブレット。組んで押し込むゲイジーもヒザ。突き放したピンブレット。右オーバーハンド。かわしたゲイジーはクリンチボクシングもヒザを打つピンブレット。詰めるゲイジーは左ジャブ。右カーフのピンブレット。しかし詰めると頭を抱えて引き落としがぶりヒザを腹に。

 亀から頭を上げたピンブレット。その際で左をヒットさせるゲイジー! 立つピンブレットを詰めるゲイジーは左から右! ダウンしたピンブレットにハーフからパウンドのゲイジーはヒジ、パウンド! 下から蹴り上げのピンブレットに猛攻のゲイジー。ホーンに片ヒザ立ちとなった出血のピンブレットは拳を合わせる。

 3R、右カーフのピンブレットを詰めるゲイジー。右カーフを始めて打つ。下がるピンブレットは左ジャブ。ゲイジーは左インローも。左ミドルのピンブレット。ゲイジーは左を突いて組みの動き。ワンツーのピンブレットを詰めるゲイジー。ピンブレットも左ジャブを返す。

 右カーフのピンブレットに右を狙うゲイジー。互いに中央の取り合い。右を打ち下すピンブレットをかわして詰めるゲイジーは右フック。左回りのピンブレットは下がりながらジャブを突く。さらにオーソから左ミドル。ゲイジーは右を振ると、ピンブレットは右カーフ! 詰めるゲイジーに右の打ちおろし。左の刺し合いから前に出たピンブレット!

 下がったゲイジーは右カーフ。ピンブレットの左ヒザが腹下のローブローに。再開。

 右カーフのピンブレット。ゲイジーも左を返すが、オーソから左の蹴りのピンブレット。前に。左ジャブの刺し合いはピンブレット。

 4R、左前蹴りを腹に突くピンブレット。左ボディストレートを2発。ゲイジーは右フックで前に。下がるピンブレットはシングルレッグもがぶるゲイジーは左のパウンド。頭を抜いて立つピンブレット。

 左ミドルを打つピンブレットを掴んで左! バランスを崩したピンブレットは立ち上がる。下がりながら左ジャブのピンブレットも右ストレートで前に出るゲイジー。バッククリンチから正対したピンブレットに左!

 戻すピンブレットに右オーバーハンドのゲイジー。ピンブレットもケージ背に右を返すが、ゲイジーはヒザ。顔をしかめるピンブレットは離れる。左ジャブの刺し合い。前に出るゲイジーの左にピンブレットの額も上がる。鼻血のピンブレットは左ミドル。ピンブレットのバックヒジをダックでかわすゲイジーは右カーフ。

 軸がブレながらも右を放つゲイジー。ピンブレットは左の蹴りを上下に。さらに左右を当てて前に。しかし右を返したゲイジーが、サイドバックからパウンド。ピンブレットの立ち際にハイを打つ。1、2、4Rはゲイジーか。

 5R、グローブタッチからハグして殴り合いに。頭が下がるところにヒザを突くピンブレット。その組みは切るゲイジー。右を振って前に出て右カーフ。左ジャブを突くゲイジー。右関節蹴りから前に出るピンブレットをクリンチボクシングから右を突くゲイジー。

 顔を腫らせたピンブレットはダブルレッグからボディロックするが、倒されないゲイジーは金網まで移動し耐える。クラッチを解いたピンブレットに、右を振るって前に出るゲイジー。右で差してヒザ。ピンブレットのバックヒジをかわしたゲイジーは前に。

 跳びヒザをさばいたゲイジーに、ピンブレットも左右連打! 下がってゲイジーだがクリンチして左を振って前に! ケージに押し込み右で差して。離れるピンブレットのヒザがローブロー気味も続行。前に出るピンブレットにゲイジーも右を振ってホーン。

  判定3-0(48-47, 49-46×2)でゲイジーが勝利。2度目のライト級暫定王座についた。

  ライト級暫定王座についたゲイジーは、「いやー、ピンブレットは正しかったよ。“リバプールっ子をKOするのは無理だ”と。なんてギャングスターなんだ。今まさに彼に言ったんだ。つい最近までお前と同じ立場だったと。クレイジーなスポーツとクソ素晴らしい人生がある、そしてお前たちと共有できて本当に感謝している。まず毎日両親に、神に感謝している。彼らのおかげでここまで来ることができた。親なら子供のためにそうしてほしい。俺は行動で示すんだ。

(ワイルドに出たが?)いや、コーチは1R後に確かに怒っていたよ。『やめろ』と言われたんだけど、こうやって戦うのが大好きで抑えることができなかったんだよ。パディを後退させる必要があると分かっていたんだ。奴は危険だ、タイミングが抜群にいい。チクショー、若造で危険な奴だ。最初のラウンドで奴の勢いと自信を奪うために必死に戦った。チャンピオンは前進しなきゃいけないからね。それが必須である理由を今見せただろう。

 いつものように相手を殺そうとしてゲームプランから外れた。だからコーチは俺を本当に引き戻さないといけなかった。あの打撃で彼を傷つけたんだ。最初の1秒でダメージを与えたのは分かっていた。そしてコーチを信じていた。3R目、彼が勝ったかもしれないラウンドだけど、3R目でコーチの声を聞いて、自分が当てていたとすら気づかなかったパンチだった。だから本当にコーチを信じなきゃいけないんだ。彼は素晴らしいゲームプランを持っている。グラウンドでの打ち合いを学んだんだ。彼は手強い相手だった。試合全体がそうだった。『グラップリングを信じろ』と言われたから信じて本当に一生懸命取り組んだ。でも、それが好きじゃないんだ(笑)。UFCがこの機会を与えてくれたことに感謝したい。これで11度目のメインイベントだ。特別な気持ちだ。観戦に来てくれた皆さん、ありがとう。アメリカよ、次にお会いする時はホワイトハウスで会おう」とコメント。

 続けてマイクを向けられたピンブレットは、「あのベルトを持って去りたかったんだ。UFCを見て育ち、愛して観てきた興味深い時代。ハイライト級の選手に負けるなら、これ以上ない相手だ。そして、まさにそこに彼が伝説である理由が表れている。負ける相手がずっと大好きなゲイジーでよかった。

 ボディショット食らったんだ。魂の深層を直撃された。わかるか? あの瞬間まで、俺は第1ラウンドをリードしてたと思ってたんだ。48-47が最初のスコアカードだと思ったよ。正直に言うよ。最初のラウンドで彼がボディショットを食らわせた。みぞおちを直撃したんだ。だが自分の道を行くなら、俺は31歳だ。必ず戻ってくる。それだけのことだ。俺がまだ終わってないってことは分かってるからな。

 いくつか言わせてくれ。いや、言わない方がいいか。ただ、言っておきたかったことがいくつかある。人生は一度きりだからな。でも俺たちは友達だ。ジムで少しだけ弟分だったリアムの母、ジュリーが数カ月前に亡くなった。この試合を彼に捧げたい。そしてベンが自ら命を絶った件、我々が知っていた二人の若者が、過去数カ月の間に自殺した。だから、声を上げろ。感情を溜め込むな、誰かに話せ、自殺するな。それから、もちろん僕はリバプールファンだし、ここにいるリバプールファンの皆さんへ。ここ数カ月でリバプールのレジェンドが亡くなったんだ、オールド・ゴジョットと彼の弟アンドレ。だから、勝てなかったけど、このパフォーマンスを彼らに捧げたい。皆さん、今回は自分を恥じることなく言える。バカみたいに見えるけどな。『戦い続けろ』」と語り、最後に「ダナ、『ファイト・オブ・ザ・ナイト』でいいだろう?」と言ってケージを降りた。

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