MMA
レポート

【UFC】ゲイジーがピンブレットとの5R死闘制しライト級暫定王者に。オマリーがソン・ヤドンに打ち勝つ、アコスタが3連勝。シウバがナマユナスと接戦制し8連勝、ジェアン・シウヴァがアレンに判定勝ちで再起、ウマルがフィゲイレードを完封、体重超過のペレスがジョンソンを初回TKO。UFC史上初、2試合連続残り1秒 TKO決着=『UFC324』

2026/01/25 07:01



▼バンタム級 5分3R ※選手名からインタビュー
〇ショーン・オマリー(米国)19勝3敗(UFC11勝3敗)3位 135.5lbs/61.46kg
[判定3-0] ※29-28×3

×ソン・ヤドン(中国)22勝9敗1分(UFC11勝4敗1分)5位 136lbs/61.69kg

 コメインでは、バンタム級(5分3R)で3位のショーン・オマリー(米国)と、5位のソン・ヤドン(中国)によるランキング戦が組まれた。

 元同級王者のオマリーは、6連勝後のメラブ・ドバリシビリ戦で5R判定負けで王座陥落。2025年6月のリマッチで3R ノースサウスチョークで一本負けで2連敗中。現王者のピョートル・ヤンとは2022年10月に対戦し、微妙なスプリット判定でオマリーが勝利している。31歳。

 対する中国のソン・ヤドンは、2023年にリッキー・シモン、クリス・グティエレスを相手に連勝で2024年3月にピョートル・ヤンと対戦も判定負け。 2025年2月にヘンリー・セフードと対戦し、パンチとカーフキックで攻勢になるも3Rにヤドンのアイポークでセフードが続行不可能となり、テクニカル判定で勝利。

 長い間合いから上下・前後・左右スイッチのステップとタイミングの打撃のオマリーに、強い体幹から放たれる右の強打、左フックの返し・回転力のある打撃のヤドン。近年はテイクダウンの融合がその打撃にも奏功しており、どのくらい組みの展開になるかも注目だ。

 1R、右ローから入ったソン・ヤドン。サウスポー構えからオーソにスイッチし、サウスポー構えになるオマリー。ソン・ヤドンもオーソから左ロー。前足を頻繁に変えるオマリー。中央を取って詰めるソン・ヤドンは右で飛び込み。かわすオマリーは後ろ蹴りを見せる。

 右前足で関節蹴りを狙うオマリーは前蹴りも。オーソに変えるとソン・ヤドンは右ロー、左フックも、左回りでかわすオマリーは右関節蹴り。ソン・ヤドンの左オーバーハンドをかわす。右の蹴りには左前蹴りでストッピングするオマリー。

 追うソン・ヤドンに左右にサークリングするオマリー。右ローから左フックのソン・ヤドンをかわしたオマリーだが、残り30秒近くでダブルレッグテイクダウンのソン・ヤドン! フルガードのオマリーにインサイドからボディを殴る。ソン・ヤドンのラウンドか。

 2R、初回にテイクダウンを見せたソン・ヤドン。オマリーの動きにどう影響するか。互いに右ローもバランスを崩したのはオマリー。サウスポー構えになるオマリー。ソン・ヤドンは左から右の飛び込み。左の前蹴りのオマリー。右前蹴りも。そこにパンチを狙うソン・ヤドン。蹴りからパンチのコンビネーションを見せる。

 オマリーの右の蹴りを掴んでテイクダウンのソン・ヤドン。バッククリンチにオマリーは背後の腿にヒジ。ソン・ヤドンも後ろから右ヒザを突き、足の甲を踏む。背後から持ち上げてから正面からテイクダウンのソン・ヤドン!

 三角絞め狙いのオマリーをかわすが、オマリーはオモプラッタから立ち上がり。右ローのソン・ヤドン。左ジャブのダブルをかわすオマリー。左ヒザのオマリーに左フックのソン・ヤドン。右カーフを蹴って左で飛び込む。ソン・ヤドンのラウンドに。

 3R、中央に出るソン・ヤドン。互いに細かいステップから、オマリーはサウスポー構えで右前手で喧嘩四つ。右オーバーハンドを見せるソン・ヤドン。右カーフ。圧力をかける。

 左を突き刺したオマリーに右を強振するソン・ヤドン。カウンターを狙うオマリーに、組みのフェイントを見せるソン・ヤドン。オマリーの右ジャブをさばき前に。しかしヒザを被弾する。鼻血のソン・ヤドン。シングルレッグに入るが、切るオマリーは左三日月蹴り。フェイントから右ストレートを突く。

 オマリーは右ジャブ。頭を動かして右を振るソン・ヤドン。バックフィストをかわしたオマリーに、シングルレッグのソン・ヤドン。切ったオマリー。咆哮して詰めるソン・ヤドン。左ジャブ! ワンツー。ガードするソン・ヤドンも打ち返し。オマリーは左ハイを打ってホーン。オマリーのラウンドに。

 判定3-0(29-28×3)でオマリーが勝利。約1年4カ月ぶり勝利のオマリーは「ラスベガス、ヤンは俺が欲しいものを持っていて、ヤンは借りを返したかった。やってやろうぜと思った。とてもいい気分だ。思っていたより相手は遅かった。これは娘が初めてライブで観戦する試合だったから負けるわけにはいかなかったんだ。常に安全を確保しろ。それが現実だ。俺、2Rで仕返しした。ちょっと……ちょっと卑怯な手口って言うか、何て呼べばいいか。くそっ、ゴッド。勝つって最高だ。負けは嫌いだ。3R目は負けを憎むように戦った。それが必要だったんだ。出て行って3Rを支配する必要があった。俺もチャンピオンさ、ベイビー。メラブには敬意を表する。次回の挑戦権を得れば? 当然だ。お前が再戦を望むなら、俺はベルトが欲しい。実現させよう。やろうぜベイビー」と語った。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.343
2026年3月23日発売
4.29『ONE SAMURAI』でロッタン相手に引退試合に臨む「最強最後の武尊」。現役18年の軌跡に迫る永久保存版。日本人初UFC世界王者へ「平良達郎vs.ヴァン」徹底解説、秋元強真の強さとは何か?
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント