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【RIZIN】シェイドゥラエフが朝倉未来を初回TKOで2度目の王座防衛、ノジモフが13秒サトシを右ヒザKO、新王者に。扇久保が元谷との死闘を制し、GP優勝&フライ級王座戴冠! サバテロが井上にスプリット判定勝ちで新王者に、福田を次戦に指名。伊澤がRENAの左にダウンも逆襲の一本勝ち防衛。クレベルがケラモフに判定勝ち、福田が安藤との斬り合いを制す

2025/12/31 12:12
【RIZIN】シェイドゥラエフが朝倉未来を初回TKOで2度目の王座防衛、ノジモフが13秒サトシを右ヒザKO、新王者に。扇久保が元谷との死闘を制し、GP優勝&フライ級王座戴冠! サバテロが井上にスプリット判定勝ちで新王者に、福田を次戦に指名。伊澤がRENAの左にダウンも逆襲の一本勝ち防衛。クレベルがケラモフに判定勝ち、福田が安藤との斬り合いを制す

(C)RIZIN FF/Nobu Yasumura/GONG KAKUTOGI

 2025年12月31日(水)にさいたまスーパーアリーナにて『RIZIN師走の超強者祭り』(PPV配信)が開催された。45,043人を集めた同大会では5大王座戦が行われた。

Yogibo presents RIZIN師走の超強者祭り 速報

2025年12月31日(水)さいたまスーパーアリーナ 11:00開場/13:00開始

▼第14試合 RIZINフェザー級(66.0kg)選手権試合 5分3R ※選手名からインタビュー
〇ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス/Ihlas)王者 17勝0敗 65.95kg
[1R 2分54秒 TKO] ※パウンド

×朝倉未来(JAPAN TOP TEAM)挑戦者 19勝6敗1NC 66.00kg
※シェイドゥラエフが2度目の王座防衛に成功

 16戦無敗のシェイドゥラエフは、24年6月、RIZIN初参戦。武田光司を1R リアネイキドチョークで極めると、9月に体重超過のアーチュレッタにも1R 腕十字で連続一本勝ち。大晦日、久保優太を完全ドミネートしてTKO勝利。25年5月、RIZIN4戦目でベルトに挑戦、クレベル・コイケを1R僅か62秒でTKOし王座を奪取した。

 9月28日の前戦『RIZIN.51』では、挑戦者ビクター・コレスニックを1R わずか33秒 TKOで退け、王座初防衛に成功。16勝は5KO・TKOと11の一本勝ちで全試合をフィニッシュ勝利している。

 悲願の王座に挑戦する朝倉未来は、24年7月にヴガール・ケラモフに一本負け後、平本蓮に1R TKO負けで2連敗を喫するも25年5月に鈴木千裕、25年7月の前戦でクレベル・コイケにスプリット判定で勝利し、元王者相手に2連勝でフェザー級王座挑戦を決めた。

 前日計量で朝倉は「ラスト、俺がド派手にKOして2025年を締めくくりたいと思います」と意気込み。シェイドゥラエフは「こんにちは、トーキョー! ファンの皆さん、応援ありがとうございます。明日、さいたまスーパーアリーナでお会いしましょう」と笑顔で語っている。


 1R、サウスポー構えの朝倉とオーソのシェイドゥラエフ、対峙する両者。45,043人、スタジアムバージョンの会場からは大「ミクル」コール。朝倉は左の三日月蹴り気味のミドルから。オーソのシェイドゥラエフは右ハイ。ガードする朝倉は左インロー。シェイドゥラエフも右インローを返す。外足を取ろうとする朝倉からも圧力。

 しかし、圧力をかけ返すシェイドゥラエフに朝倉は左に回るもロープ背にする。シェイドゥラエフは右で鋭い飛び込み。かわした朝倉もそこに右前手フック、さらに左ヒザを狙う。かわしたシェイドゥラエフに朝倉は左ミドルハイも軸がブレており、シェイドゥラエフはバックステップでかわす。

 詰めるシェイドゥラエフに左ハイを突く朝倉。右手1枚残してガードするシェイドゥラエフは、再びじりじりと圧力。互いにフェイントをかけ合い、シェイドゥラエフは左で飛び込み。そこに得意の右前手フックを合わせに行った朝倉。シェイドゥラエフはダックでかわしながら朝倉の右前足にシングルレッグ。さらにハイクロッチで高々と持ち上げテイクダウン。






 立つ朝倉はシェイドゥラエフに両足をかけさせずに立ち上がり。バックについていくシェイドゥラエフはコーナーに歩く朝倉をボディロックで持ち上げ後方に2度投げた。肩口から落とす。力を使う投げだが、シェイドゥラエフの動きは落ちない。両足はかからないが、右足をかけて引き出し崩すシェイドゥラエフ。

 朝倉の左手首を、背後の脇下からは左手で、正面から右手の両手でクラッチ、コントロールするシェイドゥラエフ。朝倉はコーナーに頭をつけて立つと、その背後からシェイドゥラエフは強烈な右ヒザ! さらに背後から右の強打を6発! シェイドゥラエフにとっては自陣コーナーでのラッシュだ。

 被弾しながらも正対した朝倉に、シェイドゥラエフは四つから、右手で朝倉の左ヒザ裏を掴み、左足で小外刈で崩してテイクダウン! ハーフガードの朝倉の上半身を左手で枕で寝かせて、右手で左ヒザを押してパスガード! その瞬間に背中を向けた朝倉に両足をかけて朝倉の身体を伸ばすと、バックマウントから強いパウンドを入れていく。





 シェイドゥラエフの左右の強打に朝倉のヒザが折れ、半身に。22発目にレフェリーが間に入りそうになるが、朝倉の動きや目を確認してか、ストップに入らず。一瞬止まったシェイドゥラエフに朝倉はいったんヒザを立てて亀まで戻したが、シェイドゥラエフは脇の下から顔面にパウンド、さらに朝倉の左手首を固定して右のパウンドを打ち下す。 再び朝倉の身体を両足で伸ばしたシェイドゥラエフの左右の強打、33発目でレフェリーが間に入った。



 1R、2分54秒、シェイドゥラエフがTKO勝ちで2度目の王座防衛に成功。朝倉は担架で運ばれた(※朝倉は救急車で病院へ。眼窩底骨折と報告)。

 リング上でシェイドゥラエフは「こんにちは、東京。どうもありがとうございます。防衛戦は一番最高の試合でした。対戦相手の朝倉未来選手と彼のチームに感謝します。この防衛戦へ向けて私たちはチームと共に徹底的に戦略を組んで準備をしてきました。私たちのチームのコーチのもとでしっかり準備してきました。2026年、もっと迫力のある素晴らしい試合を見せてより盛り上がるように全力で頑張ります。ノジモフ選手が66kgを狙っているのであれば、私は71kgを狙っているのでどの階級でも対応します。こんにちは、キルギス共和国。私の試合を応援してくれてありがとうございます。キルギスと共に日本のファンの皆さんもいつもありがとうございます」と勝利者インタビューに答えた。

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