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【RIZIN】5大王座戦! シェイドゥラエフvs.朝倉未来、サトシvs.ノジモフ、扇久保vs.元谷、井上vs.サバテロ、伊澤vs.RENA。クレベルvs.ケラモフ、福田が安藤との斬り合いを制す、秋元が新居をKOで斎藤裕戦アピール、雑賀がベイノアを左ハイKO、ジョリーが芦澤に一本勝ち=速報中

2025/12/31 12:12

篠塚が冨澤の組みを切ってカウンターの右一閃! TKO勝ち

▼第3試合 RIZIN MMAルール フライ級(57.0kg)5分3R
〇篠塚辰樹(MASTER BRIDGE/剛毅會)1勝1敗 56.75kg
[2R 3分22秒 TKO] ※カウンター右

×冨澤大智(フリー)2勝2敗 56.95kg

 篠塚はボクシングを中学2年から始め、高校2年まで31戦24勝7敗。関東大会優勝、全国大会5位の成績を残す。高校中退後は名門ワタナベジムに入門し、プロ戦績は3勝(2KO)1敗。キックボクシング転向後、2023年10月にKrushフェザー級王座を奪取した。その年の大晦日にRIZIN初参戦を果たすと、OFGキックルールでBreakingDownの冨澤大智から大差判定勝利。

 2024年4月にはベアナックルルールに初挑戦、BKFCからの刺客マルティネスを右ストレートでKOした。同年大晦日には野田蒼にKO圧勝。ヒロヤに対戦要求し、2025年5月のMMAデビュー戦でヒロヤと対戦したが、1R2分11秒でTKO負けとホロ苦い初陣となった。



 冨澤は2019年にABEMAの『格闘代理戦争』でTEAM武尊の一員として出場。2021年10月のKrushでプロデビューし、2連勝を挙げたのち、BreakingDownに参戦。11月、朝倉未来チャレンジ1期生のヒロヤと自身初のMMAルールでの対戦するも判定負けを喫した。その後はBDキックボクシングルールで6連勝。RIZIN初参戦となった2023年大晦日、キックルールで篠塚辰樹に判定で敗れた。2024年6月、井原良太郎が持つBDバンタム級王座に挑戦したが延長の末、判定0-5負け。



 引退宣言を撤回して12月、半年ぶりの再起戦で無敗の空手家よしきまるに判定3-2勝利を挙げた。大晦日の『雷神番外地』ではRIZIN MMA特別ルールに挑み、三浦孝太に1RでKO勝ち。2025年3月のBDではジョリーを秒殺KO。2025年5月は山本アーセンに敗れるも、9月に平本丈から判定2-1の勝利を収め、「大晦日に篠塚と再戦したい」とアピールしていた。



 1R、
サウスポー構えの冨澤はオーソの篠塚にいきなりダブルレッグでロープまで押し込むも、突き放した篠塚。右インローの篠塚の打ち終わりに組んで左で差して押し込む冨澤。右小手で左に回り突き放した篠塚。





 冨澤は左ハイ。ガードの篠塚は左ロー。冨澤もワンツーの左を伸ばすがバックステップでかわす篠塚。冨澤のローシングルを切る。右インローの篠塚。冨澤が右で差して押し込むと、篠塚は左小手でコーナー背に凌ぎ、ブレーク。



 冨澤のローに右を当てて崩した篠塚! 戻した冨澤に篠塚は左ジャブ。右アッパーで中央を獲る。冨澤は左インロー。左ミドルも蹴り足を掴む篠塚。左フックで冨澤をグラつかせる。

 2R、ニータップで押し込む冨澤。コーナー背に左で差し上げ突き放す篠塚。冨澤の入りにカウンターのヒザを突く。左の飛び込みの冨澤。篠塚は右インロー、左ジャブをヒット。上下に散らせてボディ打ち。冨澤の左の入りに右を打ち込む!






 組んで引き込む冨澤の草刈狙いに立って離れる篠塚。左で差してコーナーに押し込み右ヒザも、篠塚は右手を掴みブレーク。シングルレッグの冨澤を切った篠塚。冨澤の右から左の入りをかわして右!




 ダウンした冨澤に鉄槌。レフェリーが間に入った。篠塚は、セコンドの岩﨑達也代表、大塚隆史とハグ。リングサイドの平本蓮もガッツポーズを見せた。



 篠塚はマイクを持つと「試合勝つと嬉しい、最高! 冨澤くん、MMAそんなに甘くないじゃん。来年4試合くらいやる予定なので、ヒロヤぶっ飛ばすので、来年も応援よろしくお願いしまーす。RIZIN楽しんでいってください、ふぅー!」と、ヒロヤへのリベンジを誓った。

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