▼キング・オブ・パンクラス チャンピオンシップ(王座決定戦) バンタム級 5分5R ※選手名からインタビュー
×井村 塁(ALMA FIGHT GYM PUGNUS)1位、2020年NBT同級優勝 13勝6敗 61.1kg
[1R 3分42秒 TKO] ※右ストレート→パウンド
〇田嶋 椋(OOTA DOJO)2位、2022年NBT同級優勝・MVP 10勝3敗 61.0kg
※田嶋がバンタム級王者に
7月大会で高城光弘を負傷判定で下し、5月のROAD TO UFCでの敗戦から再起を果たした井村。
対する田島は、6月大会で当時負けなしの新鋭・山木麻弥に完勝し、強さに加え怖さを見せつけた。
両者は昨年3月立川大会で対戦し、互いの意地と意地がぶつかり合う大激闘の末、井村が判定で田嶋を下している。名勝負として高い評価を得た戦いの再戦が、チャンピオンシップの舞台で実現。
共にネオブラッドトーナメントを制し、近年のPANCRASEバンタム級戦線を牽引してきた両雄。現在のバンタム級頂点を決めるに相応しい二人による第6代王座決定戦。
※試合前インタビュー「1年9カ月ぶり再戦にしてバンタム級王座決定戦、井村塁「石渡さんのもとに持って帰るのが僕の使命」×田嶋椋「暫定ではない“本物のチャンピオン”に」
1R、サウスポー構えの井村、オーソの田嶋は細かい左右ステップ。井村は左前蹴りからダブルレッグで尻を着かせるが、田嶋はヒジを頭に打ち込み立ち上がり。右オーバーハンドを見せる。
左えを返し左の蹴りの井村に、田嶋は左! 効かされた井村にさらに左を当てるが、井村はシングルレッグへ。ケージ背に片ヒザ立ちの田嶋を引き出してテイクダウンする井村に、田嶋は下からヒジ。井村が振りかぶってパウンドするとそのスペースで立ち上がる。
左ストレートを当てる井村に左から右を返した田嶋。左の相打ちも効かせているのは田嶋。ケージに詰めるが、井村の左を被弾する。しかし、田嶋はワンツーの右でダウンを奪うとパウンド! レフェリーが間に入った。
試合後、「極度攻撃(しなさい)」のTシャツを着用した田嶋は「チャンピオンです。ちょっとみんなに伝えたいです。本当に自分にかかってくれた方々、本当に感謝です。ありがとうございます。本当に最高のチームで獲れました。これからも頑張っていくんでよろしくお願いします。ありがとうございました」と語った。










