▼ライト級 5分3R
〇天弥(和術慧舟會HEARTS/2位、2023年NBT同級優勝)5勝2敗 70.7kg
[1R 1分37秒 リアネイキドチョーク]
×クリストフ・キルシュ(ドイツ/サウスサイドMMA)4勝3敗 70.4kg
“ライト級日本最強ストライカー対決”と注目を集めた4月立川での雑賀 ヤン坊 達也との王座戦で、KO負けを喫した天弥。将来を嘱望される21歳は上顎骨折で手術、プレートを入れて再びトップを目指すべく初の国際戦で再起を図る。
一方、外国人旋風が吹き荒れるパンクラスに、新たにドイツ出身で現在はタイを拠点にしているキルシュが参戦。MMA戦績こそ1勝1敗だが、ムエタイ28勝6敗、ベアナックルボクシング4戦4勝のキャリアをもつ危険なファイター。GLORY王者のマーセル・グローエンハートと5分3Rを立ち合った経験もあり、タイクリンチに自信を持つ。激闘必至の “日独殴り屋対決”となるのか、それとも「MMAで戦う」進化の天弥の姿が見られるか。
天弥「殴り合いた
「(雑賀戦で上)顎を折って、前歯治療に時間がかかっちゃったんで。とりあえず復帰戦、相手は190cmあるんでしっかり足ぶっ壊します。(キルシュは)ベアナックルMMAなのか、ベアナックルボクシングなのか分からないけど、素手の競技に出てる190cmの選手で背が高い。MMAの情報もあんまりないんでそのくらい。
(大怪我からの復帰は)マジで、スパー始めたのは3週間前くらい。歯がついたのがそのぐらい、で、マウスピース作ったのもそんぐらい。なんで、たぶんこれまでで一番試合に向けてのスパンが短かった。1カ月ぐらいで試合に臨んで減量も試合もキツいけど、まあなんとか作れてきてます。
(初の国際戦で)空手時代にロシア人とやってきたことはあるんですけど、僕はあんまり、日本人だろうが外国人だろうが、(違いは)ない、強さは。楽しみです。“アグレッシブなMMA”をしようと思ってるんで“殴り合いた
キルシュ「俺は長い距離も強いがタイクリンチもある。天弥に打ち勝てる」
「元GLORY王者のマーセル・グローエンハートと15分間立ち合った経験は自信になった。友達のセコンドとして行って、急遽、階級上のチャンピオンと1日で試合を受けて戦ったんだ。天弥はあまりにもワイルドすぎて、自分自身で何をしたいかも分かってない。俺は長い距離も強いがタイクリンチもある、天弥に打ち勝てる。
昨日はもうす
1R、天弥は右カーフから組んでダブルレッグでケージまでドライブしてリフトして足を払いテイクダウン。立つキルシュにバッククリンチで左足をかけて右手首をコントロール。左手でリアネイキドチョークを狙い引き込み。危なげなくリアネイキドチョークを極めた。
天弥はプロ初の一本勝ち。「寝技もできるんですよ。求められてた試合と違うかもしれませんが、これを機に。前回の敗戦が大きく僕の格闘技人生変えたと思うんで。今回の試合内容を踏まえて、どんどん次のステップ行こうと思うんで、皆さん僕のこと応援してください」と語った。









