▼ライト級 5分3R
×松岡嵩志(パンクラスイズム横浜)14勝12敗 70.55kg
[2R 1分05秒 TKO] ※松岡が右ヒジ負傷
〇神谷大智(BRAVE GYM)7勝1敗1NC 70.50kg

4月大会でオタベク・トキロフとの対戦が予定されていたが、自身の怪我により無念の欠場となった松岡。2021年から4年連続年間戦績が1勝1敗と、あと一歩突き抜けられない。
神谷は柔道で培った技術を武器にPANCRASEで4連勝を飾り、今年5月にはROAD TO UFCに参戦するも、キム・サンウクにキャリア初黒星を喫している。
試合期間が空いたことにより現在ランキングから外れているが、共にランカーに名を連ねていた実力者同士。この一戦で勝利を掴み、再浮上を果たすのは……。
神谷「PANCRASEに参戦するのは久々なので、しっかり戦いたい。相手(松岡)はオールラウンダーで、経験値もすごく豊富ないい選手と試合が決まって嬉しいなというのが率直な気持ち。自分は前回負けてしまったので、しっかり勝って今年を終わりたい。自分のスタイルはやっぱりグラップリングなので、極めに行きたいとは思ってるけど、少しずつMMA選手として打撃も加えながらフィニッシュに行きたい。ROAD TO UFCのトーナメントに出て、結果的には申し訳ない結果になってしまったけど、あの世界観を経験したからこそ見えた自分の課題があるんで、やっぱり、やっているのはMMAなので、グラップリングだけじゃダメだし、打撃だけでもダメ。そういった相手と戦えたので、そこの課題が今はしっかり見えて練習してこられた。PANCRASEではまた最初から自分のスタイルを作っていく」
松岡「前回、試合を飛ばしちゃったにも関わらずオファーをいただいてありがとうございます。必死にやりたいと思います。相手の印象は、ROAD TO UFCにも出ていて、将来有望でレスリングも最初から1R目から飛ばしていけるような気合いの入った選手だなという感じ。(前回)欠場してから2カ月はかかってない。怪我というかいろいろあって、という感じですが、今は絶好調なんで期待していてください。今回、レスリングが強い選手が相手なので、必然的にそこになる。頑張りきって勝ちたい。本当は打撃でバーン! というような試合をしたいけど、ちょっとそれを許してくれなそうな相手なので頑張りきるような試合をしたい。(その覚悟は)できています」
1R、サウスポー構えの神谷にオーソの松岡。ローにケージで詰める神谷は右で差して押し込み。左小手の松岡は頭を側頭部につける、シングルレッグからバッククリンチで左足をかける神谷は両足フックから4の字ロック。背後から細かい鉄槌でホーン。ジャッジ3者10-9で神谷を支持。
2R、先に組みに行ったのは松岡。シングルレッグからケージに押し込みアンクルピック。左で差す松岡の崩しに右小手の神谷は投げ。右手をマットに着いた松岡はヒジを脱臼か。UFCパントージャと似た形での負傷。神谷のTKO勝ちに。
勝利した神谷は再びPANCARSEで勝利を積み上げてRTUに挑戦すると語った。








