▼フライ級 5分3R
〇菅 歩夢(THE BLACKBELT JAPAN/2023年ネオブラッドトーナメント同級優勝&MVP)5勝1敗 57.0kg
[判定3-0] ※30-27×3
×クーパー・ロイヤル(豪州/MMAFFT)7勝2敗 57.15kg
24年12月岸田宙大にプロ初黒星を喫した菅が、1年ぶりに闘いの舞台に戻ってくる。対するは、ONEでの2勝1敗を含む7勝1敗の好戦績を引っ提げ、PANCRASE初参戦を果たすロイヤル。軽量級ながらも打撃、寝技ともにフィニッシュできる武器を持つ二人。11月大会で大激闘の末、濱田巧が新王者となったフライ級。層の厚いランカー陣を脅かす実力者同士による一戦。
菅「前回試合で負けてしまって、ヒザの手術もして1年近く期間が空いたけど、復帰戦で初の国際戦を組んでもらえてありがたく思ってます。熱い試合をします。この試合を鶴屋代表から伝えてもらって、ずっと海外の選手とやりたいと思ってたので、話が来た時はヨッシャー!と気合いが入った。相手の印象は、オーソドックスもサウスポーも綺麗な打撃を打つ選手だなと。もちろんKO、一本を取って勝ちたいという気持ちはあるけど、今回、対戦相手も強い選手で、自分は前回負けてしまっているので、今回は何が何でも、泥くさくなってもいいから何が何でも勝ち切るっていうのが今回の目標」
ロイヤル「勝利の鍵は打撃。ハイレベルな動きを使って、相手をテンパらせて倒す。みんな『PANCRASE360』を見て。僕と菅歩夢が戦う。とてもエキサイティングな試合して、僕が必ずフィニッシュする」
1R、サウスポー構えのロイヤル。オーソの菅。前手争いから右インローの菅が圧力をかけるとロイヤルも右ロー。菅は近づいて左右フックから左で差して組んで押し込みヒザも、差し返すロイヤルに左四つにして崩す菅は小外がけテイクダウン。
首を抱えるロイヤルはギロチンで立ち上がり。再び崩す菅に左手でギロチンのロイヤル。首を抜く菅は上から鉄槌。3者10-9で菅を支持。
2R、右ローのロイヤルはオーソにスイッチ。サウスポー構えに戻して左インロー。詰める菅は大内刈テイクダウン! ハーフで上に。右はオーバーフックで押さえ込み。細かいパウンド。ロイヤルは立つ動きを見せず。ハーフから腰を切りクローズドガードで再び首を抱えるが、首を放し下のまま。菅はケージに押し込みハーフから右のパウンドでホーン。ジャッジ3者10-9で菅を支持。
3R、左右ローから詰めて右を当てる菅の組みからの崩しに小外がけテイクダウンはロイヤル! 際でバックを取ったロイヤルは両足を鼠径部でフック。リアネイキドチョーク狙いも胸を合わせた菅が上に。
菅にマットに背中を着かされたままのロイヤル。ハーフの菅に、ロイヤルは再びギロチンスイープ狙いも、すぐに首を抜く菅が上のまま。残り1分でパスするもハーフに戻すロイヤル。スタンドになると右を振る菅が首相撲ヒザを突きホーン。判定3-0で菅が2年1カ月ぶりの白星を掴んだ。







