▼バンタム級 5分3R
〇荒田大輝(パラエストラ八王子)13位 4勝1敗 61.4kg
[3R 2分7秒 リアネイキドチョーク]
×安藤武尊(和術慧舟會AKZA)2勝1敗 61.55kg
2024年のNBT準優勝の悔しさを糧に、よりハードなトレーニングを重ねてきた荒田。4月立川大会では、“ボンサイ柔術のホープ”ギレルメ・ナカガワを伸びのある鋭いパンチで仕留め、ランカー入りを果たした。
一方、安藤はデビュー戦で、荒田がNBT決勝で敗れた山口怜臣に判定勝ちを収めている。さらにギレルメ戦での連勝を経て、2024年12月に代打出場となった一戦でランカー・合島大樹に挑むも判定負け。上位に食い込んでいくために、白星を重ねたい両者による激しい潰し合いとなる。
荒田「明日は何が何でも勝ちます。応援、よろしくお願いします」
安藤「頑張って勝ちます。以上です」

1R、サウスポーの荒田に安藤はオーソドックス。ミドルを入れた安藤。荒田が詰めてジャブ、左をヒット。安藤のパンチはバックステップでかわす。左ミドルを入れる荒田。安藤タックルにいくが受け止めた荒田。離れる。ジャブを突く荒田。荒田の左ストレートで安藤ダウン!起き上がりタックルに入る安藤。反り投げを狙ったがスッポ抜けた。
亀になった安藤に腕十字を狙う。ダウンを喫した際に鼻から出血している安藤。腕を引き抜いて立った安藤。タイムストップがかかり、安藤のカットのドクターチェック。再開。安藤タックル。テイクダウンするが、荒田下からアームロックを狙う。外れるとすぐに立った。ケージに詰めた荒田がヒザ! さらにパンチを打ち込む。1R終了。

2R、安藤のタックルを切る荒田。四つに組み付いた安藤だが、荒田が投げてテイクダウン。がぶられた体勢からスイッチでバックを狙おうとした安藤だが、荒田立ってスタンドに。パンチで詰める安藤。タックルに入り、荒田の右足をクラッチしたが、荒田は安藤の背中についてたすきに取る。バックを狙った荒田を前に落として離れる安藤。スタンドに。
安藤右オーバーハンドをヒット。荒田も左を狙う。安藤シングルレッグに入りテイクダウン。しかし荒田は安藤の左腕を取ると腕十字を狙う。立ち上がった安藤がスタンドバックについたが、荒田がバックの安藤の腕をアームロックに捕らえて引き込む。外した安藤がパウンドを入れる。2R終了。

2Rは一者安藤10-9、二者荒田10-9とジャッジの判断が割れた。
3R、飛び込んで右オーバーハンドを出していく安藤。プレッシャーを掛けていく安藤。スーパーマンパンチ、バックブローを出していく。また右オーバーハンド。押されている荒田だが、安藤のタックルをスプロールすると後転スイープで上を取るとバックに回りチョーク!タップアウト!

3R2分7秒、リアネイキドチョークで荒田一本勝ち。荒田はマイクで「とりあえず勝てて良かったです。この後に鈴木悠斗が出るので注目してください」とコメント。同門の鈴木に勝利のバトンをつないだ。











