▼65kg契約 5分3R
〇合島大樹(ROOTS)12位 12勝9敗2分 64.75kg
[判定3-0] ※30-27×3
×安藤武尊(和術慧舟會AKZA)2勝1敗 64.75kg
※山本歩夢(K-PLACE)は交通事故による怪我で欠場
佐藤ルミナ率いるROOTSに移籍し、2024年5月の『PANCRASE 343』で6年ぶりにカムバックした合島大樹。小原統哉を相手に2R TKOで見事復活勝利を飾っている。
山本歩夢が交通事故による怪我のため欠場。代わりに、デビュー戦で2024年のネオブラ王者&MVP山口怜臣に勝利している安藤が10日前オファーを受けてスクランブル参戦。1年ぶりの試合となった今年9月大会でも、持ち前のタックルと身体の強さでギレルメ・ナカガワに競り勝っている。
合島「まず安藤選手、直前に試合を受けていただきありがとうございます。試合が無くこのまま年を越えられなかったです。前回、『家族に相談』と言いましたが辞められず、もうちょっと頑張ります」
安藤「試合のお話を、キャッチウェイトを受けていただきありがとうございます。普段から練習はやっているので、しっかり試合をしていい試合をしたいと思います」
1R、安藤の遠間からのシングルレッグを切る合島だが、すぐに安藤は足首に入り、そのままドライブしてバッククリンチで崩し。すぐに立つ合島にボデイロックで投げに。残す合島は肩を入れて正対。
離れたところでローシングルの安藤。がぶりの合島の頭を押さえてレスリングの攻防も突き放す合島は、ワンツーから左ボディ! 安藤の右オーバーハンドをかわす。
右ローから詰める合島にここもヒザ着きタックルの安藤。切られるとぺこりを頭を下げて仕切り直し。近づく安藤に首相撲ヒザは合島! さらに右アッパー、右ヒザでホーン。3者、合島を支持。
2R、安藤の蹴りがローブローに。再開。左ボディから右の合島。安藤はローシングルから金網までドライブ。そこに首相撲ヒザの合島にシングルレッグからダブルレッグの安藤だが、切る合島。
センチャイキックを見せた安藤、今成ロールに合島の頭が入り中断。大技が多くなる安藤。再開。左ハイからスリップして後転で立ち上がる安藤。左前手フックは大きい。合島は右ローをチェックして前に。合島の打撃にスリップした安藤。両手を着く安藤の放し際に合島はパンチ。シングルレッグを切って、右ロー、左右ボディ。安藤は手詰まりに。このラウンドも3者、合島を支持。
3R、右オーバーハンドの安藤。ブロッキングした合島は左ジャブでダブル。右を返す安藤は胴廻し回転蹴りも遠い。左ジャブ、右ミドル。左ミドルも腹に。中に入れない安藤をコントロールする合島は右アッパーを当てると、安藤は左ボディ。しかし合島は左ジャブで制すると、安藤の飛び込みをさばいて、右ロー。ワンツー、踏み込んでの左ボディ! しかし、打ち合いに持ち込む安藤は右オーバーハンド! 最後にフラつく場面を見せた合島だが立て直してホーン。
判定は3-0(30-27×3)で、安藤の組みの強さを封じ込めて打撃を当てた合島が勝利。復帰後2連勝となった。