▼バンタム級 5分3R
×前田浩平(GRABAKA)11位/2018年IMMAFオセアニア選手権優勝 10勝7敗1分 61.5kg
[1R 2分32秒 TKO]
〇神部篤坊(ABLAZE八王子)6勝1敗 61.55kg
2025年3月の横浜大会でフライ級からバンタム級に戻した前田は、かねてより前田との対戦を熱望していた梅原規祥を完封。力の差を見せつけ、ランカーの座を手にした。
一方、Fighting NEXUSでデビューから5連勝という実績を引っ提げ、PANCRASEに乗り込んできた神部。1敗は2024年11月にNEXUSで中桐涼輔に判定負け。4月PANCRASE立川大会で、小原統哉を肩固めに極めると、即座にランカーとの対戦をアピールしていた。要望が叶ったこのチャンスをモノにし、神部がランキングへ侵食するのか。
それとも、PANCRASE3連勝中の前田が外敵の侵略を阻むのか。前田は、2024年4月に砂辺光久に、7月に増田大河にいずれも判定勝ち。10月のグアム『Brawl 4』では韓国KTTのソン・ギョンホと判定ドロー。前戦で梅原に判定勝ちしている。
前田「30歳になりましたけど、今が一番間違いなく強いと思うので、明日それを見せてフィニッシュして勝ちたいと思います。応援よろしくお願いします」
神部「25歳ですけど、僕も一番強いんで、明日お願いします」

1R、サウスポーの前田に神部はオーソドックス。プレッシャーを掛ける神部に放った前田のインローがローブローになりタイムストップ。再開。前田タックルで飛び込む。テイクダウン。しかし下から首を抱えた神部がリバーサルして上を取る。
ハーフで上半身を固めて肩パンチを入れる。体を起こしてパウンド。前田は下から脇を差して立ち上がる。スタンドで神部の右のダブルが入り前田崩れた。バックから右のパウンドを連打する神部。動けず打たれる前田を見てレフェリーストップ!
試合後、神部は「2Rフィニッシュできたんで、上位ランカーと見たくないですか?上位ランカーとお願いします」とマイクでアピールした。









