PANCRASE 355

2025年7月27日(日)
MMA / PANCRASE / 主催: パンクラス / 開催地: 立川ステージガーデン
公式サイトを開く

(C)PANCRASE

  • 大会名
    PANCRASE 355
  • 競技
    MMA
  • 開催日
    2025年7月27日(日)
  • 開始時間

    OPEN 12:55(予定) START 13:15(予定)

  • 開催地
    立川ステージガーデン
  • 主催
    パンクラス
  • チケット

    ケージサイドVIP:50,000円- SS:30,000円- A:13,000円- B:9,500円- ※未就学児は膝上観戦に限り無料。着席の場合有料。

  • 購入ページ

    ファンクラブ先行販売期間:6月25日(水)~26日(木)
    一般発売日:6月27日(金)より開始
    チケット発売所: MORE TIGET

  • 放送情報

    U-NEXT

大会の詳細

▼フェザー級 5分3R
ISAO(NEVER QUIT)第5代ライト級&第8代フェザー級王者 27勝6敗4分
カリベク・アルジクル ウルル(Olymp Gym Bishkek/キルギス共和国出身)※バンタム級12位 11勝1敗


    
 PANCRASEで数々の激闘・名勝負を繰り広げ、ライト級&フェザー級王者に君臨したISAOが、2021年5月の中島太一戦以来、4年ぶりに帰還を果たす。2023年11月『Bellator 301』でイーブス・ランドゥーに判定で敗れて以来の復帰戦。

 対するは、4月のPANCRASE横浜大会で透暉鷹とのタイトルマッチが予定されていたものの、両者の計量失格により試合中止となったウルル。

 現在、MMA界で猛威を振るう中央アジア・キルギスの強豪が、フェザー級に階級を上げISAOに襲いかかる。ウルルの前戦は、2024年9月の立川大会。殺傷能力の高い打撃により、実力者・井村塁をわずか75秒、ヒジ打ちで沈めている。11勝の内、5KO・4SUBと驚異的なフィニッシュ率を誇るウルルは、防衛を果たしたばかりの王者・三宅輝砂を頂点とするフェザー級ランカー陣にとっても脅威の存在となる。ISAOは、復帰初戦で23歳の“シャーク”を撃退するか。

▼キング・オブ・パンクラス・チャンピオンシップ・フライ級(第10代王者決定戦)5分5R
濱田 巧(THE BLACKBELT JAPAN)1位、2022 NBT同級優勝 5勝
大塚智貴(CAVE)4位、2021NBTストロー級優勝 8勝5敗

 1位の濱田巧と4位の大塚智貴が、第9代フライ級王者・伊藤盛一郎が返上した王座をかけて、2023年11月以来の再戦に臨む。

 濱田はKNOCK OUTで花岡竜と王座を争うなどキックボクシングで22戦13勝を記録し、MMAに転向。22年のPANCRASEネオブラッド・トーナメントフライ級で2勝して優勝。左ヒザの手術を経て、23年11月の大塚智貴戦で復帰。

 濱田の打撃を恐れずパンチで果敢に応戦する大塚に、濱田はスクランブルの強さを見せてフルラウンドでポイントを制し完封勝利を収めた。その後、24年3月の立川大会では山崎聖哉に3R TKO勝ち。7月の立川大会でハファエル・ヒベイロに判定勝ち。5戦5勝でランキング1位に上り詰めた。

 対するは、寝技の極めに加え、相手の意識を刈るパンチ力も備え、着実に進化を遂げてきたタフファイター・大塚。2023年11月の濱田戦は判定負けしたが、24年3月に眞藤源太に判定勝ち、6月に山﨑聖哉に2R TKO勝し2連勝。11月に秋葉太樹に判定負け後、25年4月の立川大会では浜本“キャット”雄大に判定勝ちを収めている。

 同門の第8代王者・鶴屋怜のように無敗のまま王座戴冠を狙う濱田に対し、内に秘めた狂気を爆発させ、巡ってきたチャンスを掴み取りたい大塚。前戦からの戦績は、濱田が2連勝、大塚が3勝1敗。最高の舞台で実現する623日ぶりの再戦。両者が積み重ねてきた全てが、この一戦の勝敗を左右する。

▼ライト級 5分3R
ラファエル・バルボーザ(MAQUININHA DO FUTURO/ブラジル)1位 15勝5敗
鈴木悠斗(パラエストラ八王子)10位/2024年NBT同級優勝 6勝0敗

 バルボーザは初来日となった3月横浜大会で、元UFCファイター・粕谷優介をダースチョークで絞め落とし、鮮烈のPANCRASEデビューを飾った。インパクト抜群の勝利で一躍トップランカーに躍り出たバルボーザの次の相手は、デビュー以来無傷の6連勝、現在5連続TKO勝利中の鈴木に決定した。

 強烈なパンチ力で撲殺を続ける19歳の怪物。あまりの強さに「対戦相手がいない」と嘆く鈴木が、真価の問われる初の国際戦に挑む。“ライト級日本最強ストライカー対決”と話題を呼んだ4月立川での雑賀 ヤン坊 達也vs.天弥のタイトル戦の余韻冷めやらぬ中、次なる挑戦者の座を巡る注目の激突。

▼フライ級 5分3R
岸田宙大(パンクラス大阪稲垣組)11位 4勝1敗
猿飛流(リバーサルジム川口REDIPS)第7代KING OF PANCRASIST 11勝5敗

 ランカー入り後初戦となった5月大阪大会で、岸田は織部修也を腕十字で秒殺。柔術黒帯の極めの強さ、MMAファイターとしての進化を見せつけた。「ランカー上位に挑んでいく」と宣言した岸田に用意された相手は、かつて頂点に君臨した元王者・猿飛流。

 2022年3月、小川徹を破り第7代王者に輝いた猿飛流だが、同年12月の初防衛戦で鶴屋怜に敗れ王座陥落。その後一時戦線を離れるも、2024年3月の『Eternal MMA』で復帰し、フライ級王者アンソニー・ドリリッチに挑戦も、2Rに左のカウンターを受けてTKO負けで戴冠ならず。12月のPANCRASEでは、ジョセフ・カマチョに2R リアネイキドチョークで一本負けを喫している。

 前戦の勢いのまま大物食いを狙う新鋭・岸田と、再び頂点へ返り咲きを狙うベテラン・猿飛流が、フライ級で真っ向勝負の火花を散らす。

▼ミドル級 5分3R
林 源平(和術慧舟會IggyHandsGym)第15代ウェルター級王者 18勝9敗
佐藤龍汰朗(坂口道場一族)2023年NBT同級優勝/ Fighting NEXUS初代ミドル級王者 8勝1敗

 第15代ウェルター級王者・林源平の、約1年7カ月ぶりとなるPANCRASE参戦が決定。林は2023年6月、村山暁洋との王者決定戦を制し、ウェルター級王座を戴冠。同年12月の初防衛戦で住村竜市朗に敗れ、王座を明け渡して以来久々のMMA復帰戦となる。ライト級からウェルター級に転向していた林は王座を目指し、今回からミドル級で参戦する。

 その林の前に立ちはだかるのは、PANCRASEで5勝1敗の佐藤龍汰朗。2024年より参戦したFighting NEXUSでは、初代ミドル級王座決定トーナメントに参戦し、3連勝で王者に輝いている実力者だ。内藤由良のベルト返上により、王者不在となっているミドル級戦線。そこに林、佐藤の役者が加わることで再び動き出す。

▼バンタム級 5分3R
前田浩平(GRABAKA)11位/2018年IMMAFオセアニア選手権優勝 10勝7敗1分
神部篤坊(ABLAZE八王子)6勝1敗

 2025年3月の横浜大会でフライ級からバンタム級に戻した前田は、かねてより前田との対戦を熱望していた梅原規祥を完封。力の差を見せつけ、ランカーの座を手にした。

 一方、Fighting NEXUSでデビューから5連勝という実績を引っ提げ、PANCRASEに乗り込んできた神部。1敗は2024年11月にNEXUSで中桐涼輔に判定負け。4月PANCRASE立川大会で、小原統哉を肩固めに極めると、即座にランカーとの対戦をアピールしていた。要望が叶ったこのチャンスをモノにし、神部がランキングへ侵食するのか。

 それとも、PANCRASE3連勝中の前田が外敵の侵略を阻むのか。前田は、2024年4月に砂辺光久に、7月に増田大河にいずれも判定勝ち。10月のグアム『Brawl 4』では韓国KTTのソン・ギョンホと判定ドロー。

▼バンタム級 5分3R
荒田大輝(パラエストラ八王子)13位 4勝1敗
安藤武尊(和術慧舟會AKZA)2勝1敗

 2024年のNBT準優勝の悔しさを糧に、よりハードなトレーニングを重ねてきた荒田。4月立川大会では、“ボンサイ柔術のホープ”ギレルメ・ナカガワを伸びのある鋭いパンチで仕留め、ランカー入りを果たした。

 一方、安藤はデビュー戦で、荒田がNBT決勝で敗れた山口怜臣に判定勝ちを収めている。さらにギレルメ戦での連勝を経て、2024年12月に代打出場となった一戦でランカー・合島大樹に挑むも判定負け。上位に食い込んでいくために、白星を重ねたい両者による激しい潰し合い。

【プレリミナリーファイト】

▼フライ級 5分3R
大野友哉(THE BLACKBELT JAPAN)6勝3敗
増田大河(セルフディフェンスアカデミー)2勝3敗

【久米鷹介引退セレモニー開催】

第7代ライト級キング・オブ・パンクラシスト(防衛回数3)
久米鷹介(ALIVE)Takasuke Kume
25勝8敗4分/PANCRASE戦績11勝3敗

大会レポート・関連ニュース