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【PANCRASE】フライ級王座決定戦・濱田巧vs.大塚智貴はノーコンテストに、キルギスのウルルがISAOを107秒KO、バルボーザに鈴木悠斗が初黒星、井村が負傷判定勝ち、木下が敢流に、猿飛流が岸田に判定勝ち、久米鷹介引退式、佐藤龍汰朗が林に競り勝つ

2025/07/27 12:07

▼女子フライ級 5分3R
〇ライカ(RIGHT THING ACADEMY)12勝12敗2分 56.95kg
[2R 1分22秒 KO]

×オノダマン(T-BLOOD)1勝1敗 56.65kg

 重田ホノカ、杉山しずかと、後に“クイーン”の座に就く強豪らに敗れ、さらに昨年7月の大阪大会ではデビュー戦の和田綾音にも敗戦。現在3連敗中と、崖っぷちに立たされているライカ。

 対するオノダマンは、6月のニューピアホール大会でその和田と激突。大方の予想を覆す渾身のファイトで22歳年下の和田を追い込み、惜しくも敗れはしたが存在感を強烈に印象づけた。

 ボクシングで三階級制覇を成し遂げ、プロデビューから25年を経た今なお戦いの場に立ち続けるライカ。50歳を超えて戦いの場に足を踏み入れたオノダマン。まったく異なる人生を歩んできた二人が、ケージで交わる一戦の結末はいかに。

 ライカ「明日は勝つことしか考えていません。応援よろしくお願いします」

 オノダ「明日も全力でぶつかっていきたいと思います。お願いします」



 1R、両者オーソドックス。オノダマンがすぐに間合いを詰めていく。パンチを出しながら組もうとする。ケージに押し込むとダブルレッグに切り替えてテイクダウン。背中を向けて立ち上がるライカ。バッククリンチからヒザを入れるオノダマン。ライカ正対して引き剥がし離れる。

 ワンツーを入れるライカにオノダマンも右を返す。ケージに押し込んでいくオノダマンだが、ライカは入れ替えて逆にケージに押し込む。腹にヒザを入れるライカ。

 離れるが、すぐにパンチを出しながら詰めるオノダマン。ライカのパンチの距離を潰していく。タックルに入るとスタンドバックの体勢に。バッククリンチのオノダマンにヒジを入れるライカ。1R終了。



 オープンスコアは一者10-9オノダマン、二者10-9ライカと割れた。



 2R、すぐにパンチで詰めていくオノダマン。距離を取るライカを追いかけて右を当てるとケージに押し込む。四つから入れ替えてヒザ・ヒジを入れ引き剥がすライカ。

 詰めてきたオノダマンにライカの右ストレートがヒット!前のめりにダウンするオノダマン! KO!



 2R1分22秒、ライカKO勝ち。

 試合後にマイクを取ったライカは、「1年ぶりの試合で、3連敗していたんで、今日は何が何でも勝たないといけないと思って準備してきました。これからもやれるところまで突き進んで行きたいと思うんで、よろしくお願いします」とコメントした。

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