▼バンタム級 5分3R
×小原統哉(THE BLACKBELT JAPAN)5勝3敗 61.3kg
[2R 1分39秒 肩固め]
○神部篤坊(ABLAZE八王子/初参戦)6勝1敗 61.5kg
2024年2月、試合開始早々に上野惇平をフロントチョークで絞め落としベストフィニッシュを獲得した小原。5月に合島大樹には敗れたものの、11月の久保達也戦で判定勝ちし、再起を遂げている。
20歳(大会時)にしてプロ7戦のキャリアを誇り、実力者の合島と菅歩夢以外には負けなしの期待の新鋭だ。
対するはFighting NEXUSでデビュー以来5連勝の快進撃を飾った神部。11月の前戦ではFighting NEXUSバンタム級王座次期挑戦者決定戦で中桐涼輔に判定負けで初黒星も、強い組みに対応を見せている。
小原は5勝のうち小原は2つのサブミッション、神部は2つのKOによるフィニッシュと、違う武器をもつ両者の戦いになる。
小原「明日はこちらのKOか一本でフィニッシュします」
神部「Fightin Nexusから来ました。ABLAZE八王子所属の神部篤坊です。この試合は査定試合だと思うんで、初っ端から1Rから飛ばして。KOか一本してフィニッシュして、ランカーに挑戦したいと思います」

小原は5勝2敗で、3月に20歳になってからの初戦。軽量級の若いプロスペクトが日本で最も集結しているTHE BLACKBELT JAPAN所属。2023年のネオブラッドトーナメントでは決勝で1RKO負け。その後は3勝1敗で、5年ぶり復帰の合島大樹にKO負けしている。バックボーンは柔道。

神部は5勝1敗の25歳。ABLAZE八王子所属。Fighting NEXUSでキャリアを積んできており、プロデビューから5連勝し、タイトル挑戦目前まで行ったが、前戦で中桐涼輔に判定負けしてプロ初黒星を喫した。今回がパンクラス初参戦。こちらも柔道がバックボーン。

1R、サウスポーの小原に神部はオーソドックス。関節蹴りを見せる小原。神部は右ミドル。小原の左フックに合わせて組み付いた神部がテイクダウンするが、小原はすぐにアームロックの体勢へ。神部の右腕にアームロックを仕掛けつつ、左腕を両足でホールド。神部が左腕のロックを外すと腕十字へ。神部がディフェンスして立つが、小原はスタンドでバッククリンチしてテイクダウンを狙う。神部もバックを取られた体勢からのアームロックを狙う。離してシングルレッグに切り替えた神部だが、小原はヒジを打ち込み抵抗。1R終了。

2R、小原のタックルをがぶった神部。がぶりから寝かせようとする神部。ハーフの体勢で小原が外ヒールを仕掛ける。回転して外した神部が押さえ込むと肩固めへ。サイドに出て絞めると小原タップ!

パンクラスデビュー戦を一本勝ちで飾った神部は、試合後「緊張もしちゃって固くなっちゃったんですけど、早めにフィニッシュできたんで、次ランカーと組んでください、お願いします」とマイクで要求した。







