▼第7試合 女子ストロー級 5分3R
〇KAREN(THE BLACKBELT JAPAN)2位・元王者 52.1kg
[判定3-0] ※29-28×3
×エジナ・トラキナス(ブラジル/ホシャ・トップチーム)51.9kg ※インタビュー
KAREN「しっかり一本、血祭りKO狙って必ず勝ちます。応援よろしくお願いします」
トラキナス「もう一度ここに来れて感謝、自分のタイトルを迎えに来ました。よろしくお願いします」
KARENは、2022年3月に藤野恵実をヒジ打ちのカットによるレフェリーストップでTKO勝ちし、PANCRASEストロー級女王の座に就いたが、2023年4月にソルトに判定負けし、王座陥落。9月の再起戦で高本千代に判定勝ち。2023年12月には修斗に初参戦し、パク・ソヨンに1R TKO勝ちした。2024年4月のPANCRASE立川大会ではホン・イェリンをテイクダウン&パウンド、寝技で完封し、3連勝中。
対するエジナ・トラキナスは、2018年にPANCRASEに初参戦。2023年4月に4年半ぶりにPANCRASE参戦し、藤野に判定勝ちしている。その後はブラジルSFTで元LFAのビアンカ・サテルメイヤー、元KSWのマファルダ・カモナにいずれも判定負けで2連敗中。
前回の来日時は藤野の圧力に組み負けず、首相撲で対抗。パワフルなフックを当て、藤野にテイクダウンさせなかったトラキナスを相手に、KARENは蹴りの距離感と得意の首相撲ヒジを出せるか。同大会で藤野がソルトの王座に挑戦するため、KARENvs.トラキナスの勝者が次期挑戦者候補にもなりうるストロー級戦だ。
1R、両者オーソドックス。ローでの牽制。KAREN詰めて右をヒットさせるが、トラキナスはパンチ3連打を返す。右フックから左ハイをヒットさせたトラキナス。間合いに入っていけないKARENを手数で押す。KARENがタックルに入るがトラキナスがギロチンで引き込んだ。クローズドガードで絞める。苦しげなKARENだが耐えている。やや緩んだが、ギロチンに捕らえたまま1R終了。
1R三者トラキナス。
2R、詰めたKARENにトラキナスがワンツーを合わせる。左ミドルを入れたKAREN。KARENタックルで飛び込んだ。テイクダウン。またギロチンに抱えたトラキナスだが、今度はハーフの体勢でタイトに絞めていない。太ももにヒジを入れるKAREN。ギロチンを解除した。しかしまたトラキナスが首をギロチンに抱える。KARENは頭部にヒジを入れていく。ホーン。
2Rは三者KAREN。
3R、組んでいくKAREN。ケージに押し込むと四つから足をかけてテイクダウン。ガードを取ったトラキナス。下から三角を狙うトラキナス。腕十字へ。足のクラッチが首にかかるが、KARENがはクラッチしてディフェンス。クラッチで耐えながらヒジでこするKAREN。腕を抜いて防いだKAREN。トラキナスが手を放した瞬間にパウンド連打。トラキナスはハイガードからまた三角を狙う。腕十字を仕掛けるタイミングでタイムアップ。
三者29-28でKAREN勝利。テイクダウンを奪うと、トラキナスの下からの仕掛けをしのぎ続けて、国際戦での勝利を挙げた。