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【ONE】武尊がスーパーレックに判定負け、執念は届かず。青木が欠場ノースカット代役のリネカーに一本勝ち。ルオトロが王座防衛、秋山が初回KO負け、グレゴリアンがKO勝ち、トノンが一本勝ち、三浦が平田に完勝、若松がリヴェンジ成功!

2024/01/28 15:01

▼ONEストロー級(※56.7kg)5分3R
×箕輪ひろば(日本/総合格闘技道場STF)3位
[判定1-2]
〇グスタボ・バラート(キューバ)4位


 元修斗世界ストロー級王者の箕輪は、2018年9月の修斗から2021年2月のONEのアレックス・シウバ戦まで怒涛の6連勝も、2022年1月のジャレッド・ブルックス戦で判定負け。2023年4月の前戦でボカン・マスンヤネにも判定負けで2連敗中。




 対するバラートは、2012年ロンドン五輪グレコローマンレスリング55kg級ベスト8から2015年にMMA転向。これまで3人の日本人選手と対戦し、2019年4月に和田竜光に判定負けも、2021年7月に澤田龍人を判定で下すと、2022年4月に猿田洋祐にも判定勝ち。2022年10月にはアレックス・シウバの寝技を凌いでスプリット判定を制しており、現在3連勝中だ。



 1R
、サウスポー構えのバラート、オーソの箕輪。左を振って詰めるバラート。さばく箕輪は左オーバーハンドの打ち終わりに組むが離れる。左ローを当てるバラート。さらに左フック。肩口で受けてクリンチのバラートに箕輪はヒザ蹴り。シングルレッグで持ち上げかけたバラートに、着地する箕輪。なおもダブルレッグから持ち上げテイクダウンするバラートだが、すぐに立つ箕輪。組みついて来るバラートに箕輪は蹴りをつかんでこかすと前に。しかし押し込むのはバラート、左フック! さらに右を箕輪は被弾する。



 2R
、箕輪の右の蹴りに左フックを振るバラート。なおも右ローに左フックを肩口に当てるバラートは組んで左ボディを突くが、それがローブローとなる。箕輪はマスンヤネ戦に続くローブロー。しかし今度はパンチによる反則打となる。中断。



 再開。頭から飛び込むバラート。バッティングもありながらワンツーの箕輪だが、左フックはバラート! 押し込むバラートに体を入れ替えようとする箕輪は右インロー。しかしバラートが押し込みボディロックテイクダウン。すぐに立つ箕輪はコーナー背に。



 体を入れ替えヒザを突く箕輪は、右ストレート! しかし組むバラートはボディロック。倒されない箕輪は体を入れ替えヒザ! 再び入れ替え押し込むバラート。ブレーク。前に出る箕輪はジャブ、前進、ヒザでゴング。



 3R
、先に前に出て右のテンカオを突く箕輪。組んで離れ際に左を突くバラート。しかしさばいて箕輪はワンツースリーフォーと連打で前に。そこでクリンチして両脇を差すバラート。ヒザで突き放す箕輪にバラートはなおも組んで脇潜りスタンドバックで崩し。



 すぐに立つ箕輪だが、押し込むバラート。ここで体を入れ替え、間合いを作って右を打ち込む箕輪。コーナーに押し込みヒザも、体を入れ替えたバラートがボディロックで押し込み。こつこつヒザもブレーク。ワンツーヒザの箕輪に、バラートも左右振って組み。それを体を入れ替え左右でヒザを突く箕輪。しかし最後はバラートが押し込みゴング。



 判定は2-1に割れ、ジャッジはバラートを支持した。

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