▼ONEストロー級(※56.7kg)5分3R
×箕輪ひろば(日本/総合格闘技道場STF)3位
[判定1-2]
〇グスタボ・バラート(キューバ)4位
元修斗世界ストロー級王者の箕輪は、2018年9月の修斗から2021年2月のONEのアレックス・シウバ戦まで怒涛の6連勝も、2022年1月のジャレッド・ブルックス戦で判定負け。2023年4月の前戦でボカン・マスンヤネにも判定負けで2連敗中。
対するバラートは、2012年ロンドン五輪グレコローマンレスリング55kg級ベスト8から2015年にMMA転向。これまで3人の日本人選手と対戦し、2019年4月に和田竜光に判定負けも、2021年7月に澤田龍人を判定で下すと、2022年4月に猿田洋祐にも判定勝ち。2022年10月にはアレックス・シウバの寝技を凌いでスプリット判定を制しており、現在3連勝中だ。
1R、サウスポー構えのバラート、オーソの箕輪。左を振って詰めるバラート。さばく箕輪は左オーバーハンドの打ち終わりに組むが離れる。左ローを当てるバラート。さらに左フック。肩口で受けてクリンチのバラートに箕輪はヒザ蹴り。シングルレッグで持ち上げかけたバラートに、着地する箕輪。なおもダブルレッグから持ち上げテイクダウンするバラートだが、すぐに立つ箕輪。組みついて来るバラートに箕輪は蹴りをつかんでこかすと前に。しかし押し込むのはバラート、左フック! さらに右を箕輪は被弾する。
2R、箕輪の右の蹴りに左フックを振るバラート。なおも右ローに左フックを肩口に当てるバラートは組んで左ボディを突くが、それがローブローとなる。箕輪はマスンヤネ戦に続くローブロー。しかし今度はパンチによる反則打となる。中断。
再開。頭から飛び込むバラート。バッティングもありながらワンツーの箕輪だが、左フックはバラート! 押し込むバラートに体を入れ替えようとする箕輪は右インロー。しかしバラートが押し込みボディロックテイクダウン。すぐに立つ箕輪はコーナー背に。
体を入れ替えヒザを突く箕輪は、右ストレート! しかし組むバラートはボディロック。倒されない箕輪は体を入れ替えヒザ! 再び入れ替え押し込むバラート。ブレーク。前に出る箕輪はジャブ、前進、ヒザでゴング。
3R、先に前に出て右のテンカオを突く箕輪。組んで離れ際に左を突くバラート。しかしさばいて箕輪はワンツースリーフォーと連打で前に。そこでクリンチして両脇を差すバラート。ヒザで突き放す箕輪にバラートはなおも組んで脇潜りスタンドバックで崩し。
すぐに立つ箕輪だが、押し込むバラート。ここで体を入れ替え、間合いを作って右を打ち込む箕輪。コーナーに押し込みヒザも、体を入れ替えたバラートがボディロックで押し込み。こつこつヒザもブレーク。ワンツーヒザの箕輪に、バラートも左右振って組み。それを体を入れ替え左右でヒザを突く箕輪。しかし最後はバラートが押し込みゴング。