対するバラートは、2012年ロンドン五輪グレコローマンレスリング55kg級ベスト8から2015年にMMA転向。これまで3人の日本人選手と対戦し、2019年4月に和田竜光に判定負けも、2021年7月に澤田龍人を判定で下すと、2022年4月に猿田洋祐にも判定勝ち。2022年10月にはアレックス・シウバの寝技を凌いでスプリット判定を制しており、現在3連勝中だ。
バラート「いつも通りKOで終わらせる」
「彼はとても強い選手だと思います。グラップリングが特に強い印象です」
――その箕輪選手を相手にどういう試合をしようと思っていますか?
「打撃もそうだし、レスリングも使って、あとはプレッシャーをどんどんかけて上をとって打撃で仕留めたい」
――今回はどこでファイトキャンプを?
「MMAはフロリダのアメリカン・トップチーム、ボクシングはキューバでやってきました」
――ATTでは主に誰と練習を?
「マルロン・モラエス、アドリアーノ・モラエス、堀口恭司、ペドロ・ムニョス、他にもUFCやベラトールに出ている階級が上の選手ともやってきました。恭司の空手スタイルは最高です。彼はとても強いスタイルを持っているね」
――堀口選手からはどんなアドバイスがありましたか?
「彼は僕の一番のスパーリングパートナーさ。スピードが素晴らしい。ガードを落とさないで、とかそういう細かいところをアドバイスしてもらったよ」
――今回の試合のキーポイントは?
「(パンチの仕草をして)いつも通りKOです」