▼ONEフェザー級(※70.3kg)5分3R
〇ゲイリー・トノン(米国)1位
[1R 4分41秒 リアネイキドチョーク]
×マーティン・ニューイェン(豪州/ベトナム)3位
トノンは、2022年3月にトノンに敗れたものの、2023年1月にジョニー・ヌネスをキムラロックで、7月にシャミル・ガサノフをヒザ十字で極めて2連勝中のサブミッションアーティストだ。
元ライト&フェザー級二冠王のニューイェンは、2022年9月に現2位のイリヤ・フレマノフに1R TKO負けも、2023年2月の前戦でレオナルド・カソッティに判定勝ちで再起を遂げている。2人の王者がいるフェザー級で、次なるコンテンダーは誰か。注目の上位ランキング戦だ。
1R、先に右を振って詰めて左で差してボディロックテイクダウンはトノン! すぐにパスガード、マウント。
右で枕に巻き、ニューイエンが上体を立てたところを送り手を掴んでバックを奪うと4の字ロックでリアネイキドチョーク狙う。正対際でいったんロックを外してポジションを作り直して再び4の字に組んだトノン。
左足で左腕を縛ろうとして抜かれると、踵を脇に落としてから、左腕を喉下に巻き、頭後ろに巻こうとする手をニューイエンも掴んでいたが、剥がして頭後ろに巻いてリアネイキドチョーク! タップを奪った。
試合後、トノンは「自信が無いわけじゃないけど、1Rに極められるとは思っていなかった。蹴りで隙間を作り絞めました。(王者対決では)タン・リーに勝ってほしい。リヴェンジしたいから。5万ドルボーナス? 日本のトイレを買うよ(笑)」と笑顔で語った。