▼第6試合 Super Fight!フェザー級(-57.5kg) 3分3R延長1R
〇門口佳佑(EX ARES/RISEフェザー級王者)57.40kg
判定2-0 ※30-29、29-29、30-28
×川上 叶(龍生塾/第6代SB日本フェザー級王者)57.40kg
門口は『ABEMA』で行われた企画『VS 那須川天心』でトーナメントを勝ち上がり那須川天心と対戦したことで名をはせた空手出身の選手。その後、RISEで2018年7月にプロデビューすると、攻撃力の高さを活かして9戦無敗(1引き分け)を誇っていたが、2020年12月のフェザー級王座次期挑戦者決定戦で竹内将生に敗れ、挑戦権を逃した。2022年8月のRISEフェザー級タイトルマッチに臨むと梅井泰成から2度のダウンを奪い王座を奪取。12月にはSBの山田彪太朗と好勝負を演じて2度のダウンを奪っての判定勝ち、2023年3月には元Krush王者の新美貴士にも判定で勝利した。戦績は13勝(2KO)2敗1分。
川上は2019年11月にSB日本バンタム級王座決定戦で佐藤執斗を2RKOで下して新王者に輝き、2022年4月には魁斗を判定に破り、SB日本フェザー級王者となって2階級制覇を達成している。12月のSB×RISE対抗戦では安本晴翔から番狂わせの勝利を奪い、安本の連勝記録を15でストップしてみせた。しかし、2023年4月の初防衛戦で山田彪太朗に敗れ、王座を失っている。戦績は12勝(5KO)6敗。
1R、互いにローとカーフを蹴り合い、川上は門口が蹴ってくると右ストレートを合わせてパンチをまとめていく。門口は徐々に圧を強め、ボディを打ちつつローへつなげる。川上はステップを使ってよく動く。
2R、ジャブを多用し始める川上は左ストレートと右フック、門口がボディを攻めてくると左フックを合わせに行く。それでも門口は左右のボディ中心の攻撃。川上のまとめ打ちをもらうもすぐにボディで逆襲。
3R、川上が左右フックと左ストレート、門口の左ストレートにもカウンターを合わせ、右アッパーを突き上げる。手数を増やす川上に門口は前に出てしつこく左右ボディ、ヒザ、ミドル。川上のパンチをもらってもお構いなしに突っ込んでボディを攻めていった。
判定は2-0で門口が勝利。接戦だったが、前に出て攻めていった門口の姿勢を評価したか。
門口はマイクを持つと「内容はいつも通りグダグダした感じになってしまったんですけれど、川上選手は凄い強い選手で自分も正直ずっと勝てるかどうか分からないまま練習してきたんですけれど勝てて本当によかったです。で、いま全然フェザー級が盛り上がってないと言われていますが、僕が国内で絶対に一番になるので。ずっと他の選手の名前、軍司選手とか安本選手、SNSとかで名前が出ていて正直ムカついているので、僕がフェザー級最強ということを格闘技の強さで証明していきます」」とアピールした。