▼山田洸誓(正道会館KCIEL/第4代RISEスーパーライト級王者)引退セレモニー
山田は正道会館仕込みの強烈な打撃でKOを量産し、2019年9月に強打者・山口侑馬を2RKOで下してRISEスーパーライト級王座を獲得。デビュー以来11連勝(7KO)と快進撃を続けていたが、2020年11月の北野克樹戦で初黒星。再起戦となった2021年1月の実方拓海戦では判定勝利で初防衛を果たし、6月には北野にリベンジして2度目の防衛に成功。
2022年4月にはライト級王者・直樹との王者対決に臨み、3Rに右フックでKO勝ちを収めている。6月の『THE MATCH 2022』ではK-1の安保瑠輝也に判定3-0(30-29×2、30-28)で敗れたが、8月にはGLORY世界フェザー級5位ヤン・カッファを3RでKO。12月に引退試合としてペットパノムルンと対戦し、判定で敗れた。生涯戦績は15勝(9KO)3敗。
入場した時点で涙を流していた山田は、花束贈呈のセレモニーを終えるとマイクを持って挨拶。
「絶対に泣かんとこうと思っていたんですが、最初のVTRで泣いてしまいました。格闘技を始めて25年で、5歳から空手から始まったんですが全日本王者になった時に1回辞めようと思ったんですけれど、縁がありRISEに呼んでいただいて。最初はちょっとプロが経験できたらいいなって感覚だったんですが、自分の中でRISEに対する熱と言うか愛と言うかそんなんが芽生え始めて。タイトルマッチ戦線に食い込んで何とかベルトを獲得することが出来たんですけれど、ベルトを持ってからはあっという間だったかと思います。
昨年のTHE MATCHも経験させていただき、いろいろな方にいろいろな経験をさせていただいて本当に感謝しています。正道会館のみんな、うちのジム生、家族のみんなに感謝してもしきれない想いでいっぱいです。そして今日メインでやる健飛くん、自分の時間を割いて花束を持ってきていたいて感謝しています。これからもむちゃくちゃ応援しています。今日ここにいるRISEファンの皆様、この後もたくさん熱い試合があると思うので最後まで楽しんでいってください。本日は本当にありがとうございました」