ABEMA presents RISE WORLD SERIES 2023 1st Round
2023年7月2日(日)エディオンアリーナ大阪第1競技場
▼メインイベント(第14試合)Super Fight!スーパーライト級(-65kg) 3分3R延長1R
〇原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM/ISKA世界ライトウェルター級王者)64.90kg
KO 1R 1分31秒 ※左ミドルキック
×アンバー・ボイナザロフ(ウズベキスタン/Anvar Muaythai/2018 EM Legendフェザー級トーナメント王者)64.20kg
原口は空手出身で、高校からはボクシングを始めて17歳でプロデビューし、2016年西日本新人王決定トーナメントで準決勝進出。2017年にキックボクシングでプロデビューすると、わずか2戦目でACCELフェザー級王者となり、翌年(2018年)のRoad to RIZINキックトーナメントで優勝。チャンヒョン・リー、森井洋介からも勝利を収め、2020年1月大会で秀樹を降してRISEライト級王座に就いた。
2020年10月には「DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント」で優勝。2021年2月には白鳥大珠に圧勝、9月もタップロンにKO勝ちしたが、11月にGLORY世界フェザー級王者ペットパノムルンに敗れて連勝がストップ。2022年4月、ロンペットを初回KOして復活すると、6月の『THE MATCH』では第5代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者の山崎秀晃に2R0分33秒、TKO勝ち。しかし、9月のペットパノムルンとの再戦では延長戦で敗れRISE世界スーパーライト級(-65kg)王座を逃した。12月に元GLORYフェザー級王者のアダムチャックに圧勝すると、今年3月にはジェレミー・モンテーリョをKOしてISKA世界王座に就いた。戦績は24勝(15KO)3敗1分。
今回対戦するボイナザロフは2016・2017・2018年EM Legendフェザー級トーナメント王者で、2017年のGLORY 47フェザー級コンテンダートーナメントでは準決勝でファビオ・ピンカにKO勝ち、決勝でアブデラ・エズビリに判定負けもKnockout of the Nightを受賞した。2019年7月にはペットパノムルンとのGLORY世界タイトルマッチも経験。ムエタイでのキャリアが多く、あのセンチャイやラフィと対戦したことも。2020年からはMMAにも出場し、4勝(4KO)1敗で4戦目で敗れるまでは3連続初回KO勝ちをマークしている。戦績は95勝(63KO)27敗2分。
1R開始直後から左三日月蹴りを突き刺す原口。ボイナザロフもローを蹴り返す。原口は左ミドル&三日月から左ストレート、ボイナザロフも右ストレートを同時に打って来る。左ストレートと左ミドルで交互に攻める原口は、ボイナザロフの右フックに左ハイを合わせると、すかさず左ミドル。この一撃でボイナザロフはダウンし、そのまま立ち上がることは出来なかった。
見事なKOでメインを締めくくり、地元・大阪では約4年ぶりの勝利を収めた原口は「関西でメインでしかも2年連続結果残してなかったからめちゃめちゃホッとしています。僕は今まで今日もこうして強さを見せられたと思うし、格闘家っていろんな華がありますけれど、僕は強さだけ。原口は強いってことを海外でも日本でも証明していきたいと思います。先週、海人選手がGLORY決まったんですが、俺も行きたいです。いつでもいいから行かせてください。これらからも強さを証明していきます」と、強さを追い求めていくと宣言した。