▼第9試合 オープンフィンガーグローブマッチ -63kg契約 3分3R
〇チャンヒョン・リー(韓国/RAON/第5代RISEスーパーフェザー級王者)62.85kg
KO 1R 1分11秒 ※左フック
×山口侑馬(道化倶楽部/RISEライト級11位)62.80kg
“韓国の鉄拳”リーは強打を武器に数々の日本人ファイターを撃破。2017年にRISEスーパーフェザー級王座を戴冠。2018年にはKNOCK OUTアジアトーナメント(ヒジあり)に出場すると町田光、森井洋介をTKOで下し決勝戦へ駒を進めたもののヨードレックペットに敗れ準優勝。2019年3月より開幕した「RISE WORLD SERIES -61kgトーナメント」では1回戦で裕樹に勝利したが、準決勝で梅野源治に敗れた。2022年7月、約2年半ぶりに来日して暫定王者の一馬と王座統一戦を行い、ダウンを奪われるも逆転KOで初防衛に成功。10月には中村寛から2度のダウンを奪ってTKO勝ち。今年1月には常陸飛雄馬との延長戦にわたる激闘で勝利し、2度目の防衛に成功した。戦績は29勝(15KO)12敗1分。
山口は大阪山口兄弟の弟で、Innovation、DEEP☆KICK 60kg級でタイトル獲得経験を持つ。KNOCK OUTで活躍し、兄同様の倒すか倒されるかのド突き合いファイトを展開。RISEでは2019年7月の後楽園ホール大会で、4勝4KO無敗のホープ森香津眞を2RにKOで仕留め、9月にはRISEスーパーライト級王座決定戦へ進出したが山田洸誓にKO負け。2021年5月にRISE初のOFGマッチでYA-MANと対戦してKO負けを喫し、2022年2月の『RISE FIGHT CLUB』で再起戦を行ったが、木村”ケルベロス”颯太に判定負け。8月には伊藤澄哉と対戦も偶発性のサミングによる負傷判定での勝利と不完全燃焼に終わった。戦績は20勝(14KO)15敗2分。
1R、リーはしっかりジャブを突いていき、右ストレートの強打。山口が左ボディを打つと左ボディを返す。徐々に回転を上げていくリーは左ボディを叩き込んでからの左フック。山口は吹っ飛びようにダウンし、激しくマットに頭を打ち付ける。立ち上がろうとするも頭が上がらず、リーの衝撃KOとなった。
リーはマイクを持つと「これからも強い選手と戦って勝てるように努力します。世界で戦う選手の応援よろしくお願いします」と笑顔でアピールした。