▼オープニングファイト第1試合 エキシビションマッチ 2分2R
―Hotaru(Continue)52.80kg
勝敗なし
―聖愛(魁塾/フライ級6位))
オープニングファイト第1試合フライ級(-53kg)3分3Rで対戦する、Hotaru(Continue)は52.80kgで計量をパスしたが、河埜留奈(TEAM TEPPEN)は56.70kgでなんと3.7kgオーバー。その後、河埜は2時間後に行われた再計量でも56.50㎏で契約体重(53.0㎏)より3.5㎏オーバーとなり通過できなかったため、規定により失格。このため、代替選手として7月30日(日)に開催される『RISE 170』で「RISE QWEENバンタム級王座決定トーナメント決勝戦」に出場する魁塾の聖愛が、急なオファーにも関わらずHotaruとのエキシビションマッチの相手を買って出た。
1R開始から試合さながらにバチバチと蹴り合う両者。両陣営のセコンドからも容赦なく行けという檄が飛び、激しく打ち合い、蹴り合う。2Rになっても聖愛は攻撃の手を緩めず、バックハンドブローやヒザ蹴りまで繰り出す。Hotaruもトップファイターの聖愛に果敢に立ち向かい、激しいエキシビションを終えた。
Hotaruはマイクを持ち、「突然のことなのにタイトルマッチ控えているのにエキシビションの相手してくれた聖愛さんありがとうございます。聖愛さんのおかげでアマチュアの時から憧れていたRISEのリングを体感できて本当に嬉しく思っています。私、志朗さんのファンで同じリングに立つのが夢で、その夢がなくなっちゃうと思って昨日も泣いちゃったんですけれど、最近計量オーバーが目立つと思います。自分もそうだし、応援してくれている人、練習してくれる人、スポンサーさん、いろいろな人が支えてくれて一人ではリングに立てないと思うので、相手選手もいろいろな人が支えてくれたので裏切る行為はしてほしくないですし、プロとして自覚をもって欲しいなと思います。時には一人の夢が潰れることもあるので。聖愛さんありがとうございます。タイトルマッチ頑張ってください」と涙ながらに訴え、聖愛に感謝を述べた。
聖愛は「昨日のオファーだったんですけれどHotaru選手の夢も聞いていたので何かと力になれると思って立ちました。私にとっても少しでもRISEへの恩返しになったかなと思います。そして今月末にRISE QUEEN初代王座決定トーナメントの決勝戦が行われます。今日は少しでも私の名前を覚えていただいて応援していただければと思います」と語った。