▼セミファイナル(第13試合)RISE WORLD SERIES 2023 -54kg Tournament(Aブロック)1回戦 3分3R延長1R
〇志朗(BeWELLキックボクシングジム/RISE世界バンタム級王者)53.90kg
判定3-0 ※30-29×3
×ルベン・セオアネ(スペイン/Muay Sapein)54,0kg
※志朗が準決勝へ進出。
志朗はジュニアキックを経て2009年8月にタイでプロデビュー、翌年1月に国内でプロデビューを果たした。2016年1月にはISKAムエタイ世界バンタム級王座を獲得して2度の防衛に成功。2018年11月からはRISEに参戦し、那須川天心とは2度対戦。2022年4月には江幡塁をハイキックでKOしたが、6月の『THE MATCH 2022』では玖村将史にダウンを奪われて敗れた。10月には大﨑孔稀に延長戦の末に勝利。12月に鈴木真彦を破り、2023年3月にディーゼルレックをハイキックでKOし、RISE世界バンタム級王座に就いた。戦績は28勝(12KO)5敗4分(タイの試合は除く)。
セオアネは10勝(3KO)1敗とキャリアは浅い21歳だが、K-1にも来日したISKA世界王者アクラム・ハミディに勝利している。今回ISKAの推薦を受けての参戦。伊藤隆RISE代表は「ムエタイを軸にしている若くてアグレッシブな選手」と評した。
志朗はジュニアキックを経て2009年8月にタイでプロデビュー、翌年1月に国内でプロデビューを果たした。2016年1月にはISKAムエタイ世界バンタム級王座を獲得して2度の防衛に成功。2018年11月からはRISEに参戦し、那須川天心とは2度対戦。2022年4月には江幡塁をハイキックでKOしたが、6月の『THE MATCH 2022』では玖村将史にダウンを奪われて敗れた。10月には大﨑孔稀に延長戦の末に勝利。12月に鈴木真彦を破り、2023年3月にディーゼルレックをハイキックでKOし、RISE世界バンタム級王座に就いた。戦績は28勝(12KO)5敗4分(タイの試合は除く)。
セオアネは10勝(3KO)1敗とキャリアは浅い21歳だが、K-1にも来日したISKA世界王者アクラム・ハミディに勝利している。今回ISKAの推薦を受けての参戦。伊藤隆RISE代表は「ムエタイを軸にしている若くてアグレッシブな選手」と評した。
1R、志朗はまず右ロー&右カーフ。好戦的なセオアネが左右ボディを打って来ると、志朗は右フックを打ち返す。さらにローとボディを攻めていく志朗だが、セオアネも強気に前へ出て打ち返す。
2Rもアグレッシブにパンチのコンビネーションを回転させるセオアネ。志朗は右カーフ&左インローを蹴りつつ、ボディを攻めて必殺の右ハイをかすめる。しかしセオアネは怯むことなくボディ中心の攻め。志朗は右ストレートを返す。
3R、志朗が右ローで明らかなダメージを負わせるが、セオアネは全く怯むことなく前へ出てボディ中心のパンチコンビネーション。志朗は攻撃を散らし、右ハイ、右ストレート、ボディとヒットさせていくもセオアネは左インローを蹴ってボディへパンチを放つ。場内からは『志朗』コールが沸き起こり、志朗も倒しに行ったが最後まで諦めない戦いを見せたセオアネ。判定3-0で志朗が勝利した。
志朗はマイクを持つと「こんな試合を見せてしまってすいませんでした。次はクマンドーイ選手、天心君といい勝負をした選手ですが、しっかり差を見せて勝たないと軽量級世界一になれないので、8月は54kgにしっかりアジャストした志朗を見せます」と、満足できないといった表情で話した。