▼第11試合 RIZIN女子スーパーアトム級(49kg)王座決定戦 5分3R ※ヒジ無し
〇浜崎朱加(AACC)
[1R 1分42秒 センタク挟み] ※ネックシザース
×山本美憂(KRAZY BEE/SPIKE 22)
前RIZIN女子スーパーアトム級王者の浜崎朱加(AACC)と、山本美憂(KRAZY BEE/SPIKE22)が「女子スーパーアトム級(-49.0kg)王者決定戦」5分3R(ヒジ打ちなし)としてベルトを争う。
浜崎は2019年12月31日の「RIZIN.20」でハム・ソヒ(韓国)に判定2-1で敗れ、王座陥落。コロナ禍のなか、2020年8月の「RIZIN.22」で前澤智に一本勝ちするなど、王座奪還を目指していたが、ハムの王座返上により、今回の王者決定戦に臨む。
山本は、2018年7月からRIZINで浅倉カンナ戦を含む4連勝も2019年10月にハムに2R TKO負け。2019年大晦日にアム・ザ・ロケットを判定で下し、再起を遂げている。現在、グアムで夫のカイル・アグオンとともに練習を積んできたが、カナダ国籍のため、コロナ禍のなか、来日が困難な状況にあった。今回はアグォンとともに日本での約2週間の隔離生活を経て、タイトルマッチに向かう。
王座戦の国歌斉唱後、榊原信行CEOによるタイトルマッチ宣言。
1R、ともにサウスポー構え。右ジャブを先に突く浜崎。さらに右インロー。再びの右インローを蹴られた山本は、右を振りながらシングルレッグでテイクダウンへ。
片足立ちで倒されながらもカウンターのアームロックをセットしている浜崎。両腕をクラッチする山本に、後方に回して上を取り返す浜崎は、センタク挟みへ。
腕をロックし、右足で浜崎の顔を蹴ろうとする山本だが、両足が首もとにがっちり入り、山本がタップした。
完勝でベルトを腰に戻した浜崎は、「去年の大晦日にハム・ソヒ選手にベルトを獲られたのですが、こうしてまたタイトルマッチのチャンスを与えていただきありがとうございました。昔から憧れていた山本美憂選手と試合が出来たことを嬉しく思います。しっかり防衛して最強を証明していきますので、今後とも応援をよろしくお願いします」と挨拶。
放送席の藤井惠にもマイクが振られ、師匠の藤井は、「この姿を見せてもらえて、試合後の笑顔を見れて嬉しいです」と涙ながらに語った。