▼第9試合 RIZINバンタム級(61.0kg)5分3R
×ヤン・ジヨン(韓国)
[2R 3分52秒 リアネイキドチョーク]
〇安藤達也(日本)


安藤は、24年の『ROAD TO UFC』で階級上のフェザー級で参戦し敗れた後、25年6月、のRIZINでマゲラム・ガサンザデ(アゼルバイジャン)に1R、左ストレートでダウンを奪うと連打で再度ダウンさせてリアネイキドチョークで一本勝ち。
対するジヨンは、ROAD FC 63kgトーナメント決勝でキム・スーチョルを1R TKOに下すもバッティングが判明し無効試合に。25年3月にモンゴルのムングントシューズ ナンディン エルデンに1R TKO負けを喫したが、5月のRIZIN韓国大会で金太郎に左ストレートを効かせて、3R TKO勝ちで再起を果たしている。
ともにサウスポー構えながら、ジヨンはキックベースで、安藤はレスリングベースの右足前構え。RIZINバンタム級上位戦線へ進むのは?

1R、ともにサウスポー構え。先に右ハイのジヨン。さらに右に右を合わせる安藤。コーナーに詰めたジヨンの安藤は左! しかしジヨンも左を合わせて相打ちでダブルノックダウン!

下のジヨンを持ち上げて腕十字狙いを腕を抜く安藤はシングルレッグのジヨンにギロチンでコーナーに押し込む。首を抜くジヨンに四つから小外がけで崩しを狙う安藤。そこにジヨンは大内刈を合わせてテイクダウン!

ハーフの安藤に、ジヨンは右で差して安藤に背中を着かせて押さえ込み。安藤の右足を超えるが、安藤はフルガードに戻す。

2R、レベルチェンジする安藤に、ジヨンも前後のステップ。左を突く安藤に、ジヨンもワンツーの左で飛び込み。かわす安藤はノーガードで、ジヨンの左フックをダックでかわす。


ジヨンのシングルレッグを切る安藤。さらに左もかわして右前手フック。ワンツーの左をかわした安藤は左の飛び込み! 被弾したジヨンはボディロックで組むが、安藤を首投げで投げてそのままマウント! パウンドにスクランブルで背中を向けたジヨンに、仕掛けの速いパームトゥパームでリアネイキドチョークを極めた。

安藤は試合後、「負けると思ったっしょ、出だし悪くて。でも最後に勝ったのは俺なんだ! 弱気なところもあったけど、どうにかこの試合に間に合わせて、ギリギリのところ潜り抜けてきたから勝てた。俺、もっとやるから、みんな俺のことタイトル推してよ。今日の2人(井上vs.福田)とやりたいんだ。俺いい試合するから、応援してください」と、バンタム級タイトル挑戦をアピールした。




