▼第10試合 KNOCK OUT UNLIMITED -67.0kg契約 3分3R
×高塩竜司(KIBAマーシャルアーツクラブ)
KO 2R 2分04秒 ※フットスタンプ
〇木下カラテ(和術慧舟會HEARTS) 
高塩は元栃木県警職員で、2015年12月にMMAプロデビューして以来、約10年間DEEPで戦ってきた。2015年12月のDEEPフューチャー キングトーナメントライト級優勝。2018年に神田コウヤを右ストレートからのパウンドでTKO、2019年に樋口武大の寝技を凌いでトップからのパウンドでTKO勝ちを収め、2020年には朝倉未来一年チャレンジの西谷大成に判定勝利している。直近のMMAでは2連敗中、2025年3月にUNLIMITEDルール初挑戦も木村亮彦に判定負けを喫した。MMA戦績10勝(5KO)15敗2分。
フルコンタクト空手ベースの木下は、2023年6月にRIZIN初参戦。元K-1王者の久保優太にスプリット判定で惜敗も、2024年3月のDEEPでは五明宏人との空手対決で1R KO勝利。2024年7月には、体重超過した前DEEPフェザー級王者・神田コウヤに判定2-1で勝利し、3連勝。しかし、9月の『RIZIN.48』でカルシャガ・ダウトベックの左ストレートに1R KO負けを喫した。12月の『Black Combat 13』でもキム・ミンウに初回TKO負け。打撃が活かせるUNLIMITEDルールで再起への弾みをつけるか。

1R、高塩はいきなり組みにいって一本背負い。これは防いだ木下だが高塩が2度目の一本背負いでテイクダウンする。すぐに立ちあがる木下をさらに一本背負いで投げようとした高塩だが、木下がバックを奪う。これはブレイク。

木下が右ハイキック、高塩がシングルレッグに来ると木下がガブって頭部へのヒザを連打。マウントを奪うがブレイク。前に出る木下が左フックを放ったところに高塩が右フックでダウンを奪う。しかし、ここで高塩がフロントチョークに行ってしまい、ブレイクに。大チャンスを逃してしまった。

左右フックで前に出る高塩。木下は右アッパー、ヒザ。組んで投げようとする高塩だが木下に防がれ消耗が激しい。木下が左右フック、高塩も左右フックで前へ出るがスピードがない。木下が左フックからの右フック。
2R、パンチを打ちに行く高塩が飛びヒザ蹴りから組んで首投げに。両者ロープの外に飛び出しそうになり、ブレイク。高塩のパンチに木下がシングルレッグ、高塩を寝かせるとパウンドを打つ。左のカウンターを決めた木下は組んできた高塩にヒザ、シングルレッグに行こうとする高塩にサッカーキックとヒザ。上からガブってのパンチ。

ブレイクで立ち上がると木下が左ストレート、高塩の右フックをかわした木下が倒れた高塩にパウンド、そして踏み付け。ここでレフェリーがストップをかけた。

木下はマイクを持つと「押忍! ありがとうございました。ヘタクソな試合をしてしまったんですけれど、凄いですね、このルール。思っていたより疲れちゃったけれど頑張りました。押忍」と語った。


