▼第7試合 KNOCK OUT-BLACKフェザー級 3分3R延長1R
〇古木誠也(フリー/初代KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級王者)
KO 1R 1分35秒 ※左フック
×カルロス・モタ(ブラジル/元LFAフライ級王者)
古木はフルコンタクト空手で多数の優勝・入賞歴があり、持ち前の破壊力で2022年12月に工藤“red”玲央を初回KOしてKNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級王座に就いた。2023年8月、小倉尚也を初回KOで破り王座初防衛に成功。しかし、2024年12月のドスティン・オルティス戦で体重超過。保持していたKNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級王座を返上した。2025年4月、階級をフェザー級に上げての第一戦で辰樹を2RでKOした。戦績は12勝(9KO)3敗。
モタは2016年7月にMMAでプロデビュー。ブラジルで8連勝後、2019年11月から『LFA』に参戦。同大会のフライ級王者になっている。さらに2022年8月には『UFC Fight Night』にも参戦を果たした(判定負け)。2024年12月のKNOCK OUTに初来日し、KNOCK OUT-UNLIMTEDルールで栗秋祥梧と対戦。テイクダウン&パウンドで圧倒しての判定勝ちを収めている。MMA戦績8勝2敗。

1R、古木が右カーフを蹴るとモタは飛び後ろ廻し蹴り。モタが左ボディからの左フックを繰り出すが、古木が右フックを返すと一発でダウンに。


前に詰める古木にモタはバックキック、ワンツー、ステップで下がりながらジャブ、右ストレート。古木は左ボディ、左ハイ、コーナーへ詰めて連打。下がるモタをジグザグに動きながら追いつめ、連打でコーナーへ追い込み、最後は左フックでなぎ倒してKO勝ち。古木が衝撃的なKOで異種格闘技戦を制した。
古木はマイクを持つと「遠くから来ていただいたカルロス選手ありがとうございました。チャンピオンを目指してこれからもアツい試合をします」と、表情をひとつも変えずクールに語った。


