▼第3試合 KNOCK OUT-REDスーパーウェルター級 3分3R延長1R
×MASATO BRAVELY(BRAVELY GYM)
反則 2R 2分34秒
〇蛇鬼将矢(team阿修羅道/TOPGUNGYM)

MASATOは九州で腕を磨き、WPMF日本ウェルター級王座、M-1 JAPANスーパーウェルター級王座を獲得。KNOCK OUTでは渡慶次幸平、津崎善郎に敗れているが2023年11月にはクンタップに勝利。2024年6月には杉原新也に判定勝ち、10月は高橋幸光にも判定勝ち。戦績は13勝(5KO)8敗2分。

蛇鬼は地下格闘技出身で、2020年10月にNKBウェルター級王座を戴冠。RISR、RIZIN、NARIAGARIと渡り歩き、2023年11月に『BreakingDown』に初参戦。“Mr.BreakingDown”の異名を持つ川島悠汰をキックルールでKO。2024年2月には外枦保尋斗に判定勝ちで2連勝をあげ、2024年3月に念願のRIZIN再出場を果たしたがRISEの憂也にKO負けを喫した。12月1日、KNOCK OUTに初参戦を果たすも中島弘貴に判定負け。12月30日にMASATO BRAVELYと引き分け、2025年2月に津崎善郎にTKO負けとそろそろ白星が欲しいところ。戦績は11勝(5KO)12敗3分。

前回はMASATOのアイポークで蛇鬼が試合続行不可能となり、ドローとなっている。

1R、MASATOは軽快な動きから前蹴りを連発、ヒザを上げ下げしてのフェイントも使う。蛇鬼は右カーフ。MASATOは蛇鬼が入ろうとするところに縦ヒジを合わせに行く。前足と後ろ足の両方で前蹴りを出し、蛇鬼を近付けさせないMASATO。ワンツー、飛びヒザも繰り出す。蛇鬼はなかなか入れず、MASATOが距離を支配したラウンドとなった。

2R、蛇鬼が左右フックで強引に距離を詰める。右カーフも蹴る。MASATOは右ミドルハイ、前蹴り。右ミドル、ワンツーのMASATOは近付くと組んでしまい蛇鬼にパンチを打たせない。蛇鬼は“打ってこい”とカモンゼスチャー。蛇鬼が右ストレートを打って入り込んだところで、手を伸ばして顔を抑えたMASATOの指が蛇鬼の左目に入って中断。痛みに声をあげるほどの蛇鬼。

「やる」と試合続行を訴える蛇鬼だが、ここでレフェリーがストップ。故意ではないが試合続行不可能に追い込んだことでMASATOの反則負けとなった。


