KNOCK OUT REBELS SERIES.12025年3月8日(土)福島・KNOCK OUT TRAINING CAMP常葉※公式YouTubeチャンネルにてLIVE配信
▼メインイベント KNOCK OUT-UNLIMITED -66.0kg契約 3分3R×高塩竜司(KIBAマーシャルアーツクラブ)判定0-3 ※27-30×3〇木村亮彦(クロスポイント大泉)
1R、圧をかけていく木村に高塩は右カーフを蹴り、左ミドルでけん制する。さっそく左右フックを振り回していく木村は、高塩の蹴り足をキャッチすると掬ってコカし、踏み付けに行くが高塩はかわす。立ち上がると木村が右ハイをヒットさせるが、高塩は組みに行ってテイクダウン。これはブレイク。
木村は右ロー、距離が遠いため高塩のフックは空振りが目立つ。逆に木村は踏み込んでの左右フック、右ローを当てていく。ラウンド終盤、高塩が左右フックで木村にロープを背負わせた。
2R、高塩の左フックに木村が左フックを合わせ、高塩がしゃがみ込むようにダウンするがそのまま組みに行ってテイクダウン。ピンチをしのぐ。木村の右ローに高塩は右フックを合わせにいき、木村が右ストレートをヒットさせると高塩は組み付く。木村が組まれたままパンチを連打するが、高塩はテイクダウン。しかし、抑え込んでいるだけだったためブレイクがかかる。
再開後、高塩が左手を伸ばしたところでアイポークとなり中断。再開後、前に出る高塩が左フックからシングルレッグ、木村は堪えてブレイクに持ち込む。
3R、高塩が前へ出て左右フックを打つところに木村が右ストレート、さらに右ローの連打。木村の右ローが強烈に決まるが高塩は前へ出て左右フック、右ストレートから組み付く。木村はコーナーを背にヒジ。ブレイク。高塩の左フックに木村が右クロスを合わせ、一瞬動きが止まった高塩だが前へ出て組み付く。ブレイク。ここで高塩が足元へダイブしてのシングルレッグを仕掛けたが木村はかわす。
木村の右ローに棒立ちとなる高塩だが、諦めず左右フックを打ち返し、組み付いてヒザ。木村の右ストレートがビッグヒットし、大きくのけ反った高塩はすかさずダブルレッグに行きテイクダウンに。木村はガブっての頭部へのヒザ。
判定は3-0で木村が勝利。「初メインでしかもアンダーカードの方々がめちゃくちゃいい試合、KOを重ねていたので僕もKOをしに言ったんですが高塩選手が強くてKO出来なかったんですが、キャリアのあるMMA選手に競り勝てたのは僕にとって大きな財産になったのかなと思います。僕はこのリングが好きなのでまた出場して盛り上げられたらと思います」と木村はマイクで語った。
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▼セミファイナル KNOCK OUT-BLACKバンタム級 3分3R〇比嘉龍一(TEAM PREPARED)TKO 3R 1分23秒 ※レフェリーストップ×川端駿太(SHINE沖縄)
1R、右ローの蹴り合いから川端が右インロー、比嘉も左インローを蹴り返す。右カーフを蹴る比嘉に川端は左フックを返す。川端は右ストレートも打つが、左右のオーバーハンドを思い切り振る。比嘉はワンツーを打ちつつ右カーフを狙い撃ち。
2R、川端はサウスポーになって踏み込みながらの強烈な左ストレート。比嘉もすぐに左ミドル、右ヒザ。その右ヒザに川端は右ストレートを合わせて川端をのけ反らせる。徹底して右カーフを蹴る比嘉は、川端の右ストレートに右のカウンターを合わせた。川端も負けじと比嘉の右ミドルに左フック。ワンツーの打ち合いから、川端は右ボディストレート。
3Rが始まると比嘉がラッシュを仕掛け、左右の連打で川端にロープを背負わせるが、比嘉は脱出。すぐに比嘉が2度目のラッシュをかけて川端にロープを背負わせるが、これも川端は耐えた。川端のジャブに右クロスを合わせに行く比嘉。ハイキックから左右の連打に行った比嘉だが、ワンキャッチで2度攻撃してしまい注意を受ける。再開後、またもラッシュをかける比嘉に川端が思い切り振る左フック。左右の連打で比嘉が川端にロープを背負わせると、スタンディングダウンとなる。
再開後、またも左右連打で前へ出てラッシュをかける比嘉。川端は防戦一方となり、ここでレフェリーがストップ。比嘉はキャリア初のKO勝ちに、マットを叩いて喜び涙を流す。
比嘉はマイクを持つと「まさか僕KOで勝つとは思っていなかったので、喋ることいま考えられないんですけれど、こうやって勝てたのはチームの仲間と家族のおかげで勝てたと思います。最高の日になりました」と喜びを噛みしめた。
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▼第3試合 KNOCK OUT-REDライト級 3分3R〇武内晴信(TEAM PREPARED/RUSH ON 65kg初代王者)KO 1R 1分22秒 ※右ストレート×岡田彬宏(リレイズ東京)
1Rが始まると同時に左ミドルを蹴る岡田。竹内は前へ出ると右ストレートをヒット、岡田は組み付く。岡田は思い切り右ストレートを打ち、勢いで自分が転倒してしまうほど。竹内はジャブ、岡田は組み付いてのヒジ。組みの状態から離れたところで、竹内が右ストレートを放つとテンプルをかすったかこの一発で岡田は失神。しばらく起き上がれないほどのダメージを負った。
マイクを持った竹内は「始めまして。短い時間でしたけど楽しんでいただけたら嬉しいです。またKOで勝つことが出来て嬉しいです。またこの舞台に立つことになると思うので、その時は格闘技を一緒に楽しんでもらえたらと思います。楽しい試合が出来ました」と笑顔で語った。
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▼第2試合 KNOCK OUT-RED -51.0kg契約 3分3R〇渡部 蕾(クロスポイント大泉)KO 1R 2分34秒 ※左飛びヒザ蹴り×藤原将裕(MWS)
1R、サウスポーの渡部は前足での横蹴りを多用し、左ミドルを蹴っていく。渡部の伸ばした左手がアイポークになってしまい中断。再開後、横蹴りと左ミドルを蹴っていく渡部は、蹴った後ですぐに手を伸ばして藤原を前に来させない。それでも藤原が前に出て左フックからの右ストレート。柔らかい上半身でスウェーして藤原の攻撃をかわす渡部は、右へ動きながらの左ヒジも繰り出す。前に出てくる藤原に左ストレートを連続ヒットさせ、体を入れ替えると左フックからの右ストレートを突き刺してダウンを奪う。
渡部はフェイントを入れつつ左ストレートを当てると、前へ飛ぶようにしての左飛びヒザ蹴りで鮮やかなKO勝ち。
マイクを持った渡部は「今日無傷で勝って元気なので6月の代々木お願いします」とアピールした。
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▼第1試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級 3分3R〇宇山京介(スクランブル渋谷)KO 1R 0分47秒 ※右ストレート×愛斗(真樹ジム糸満)
愛斗は前日計量で700グラムの体重超過。グローブハンデ(愛斗8オンス、宇山6オンス、愛斗は減点1からのスタート。
1R、開始から右ローからの連打で前へ出る愛斗。宇山は左インローと右フックで迎え撃ち、左フックからの右ストレートを打ち抜く。愛斗は立ち上がれず、宇山の秒殺KO勝ちとなった。
マイクを持った宇山は「今日デビュー戦KOで勝てて良かったです。ここからもっと頑張りますので注目お願いします」と語った。