▼第7試合 SuperFight! -54kg契約 3分3R延長1R
〇花岡 竜(橋本道場/第3代RISEスーパーフライ級王者、KNOCK OUT BLACK初代スーパーフライ級王者)
判定3-0 ※30-29、30-28×2
×モハメド・ミカイリ・ガザリ(マレーシア/Rentap Muay Thai/WBC Amazing Muay Thai World Festival Gold Medal)

花岡は“平成最後の怪物”と称され2022年からRISEに参戦し滉大、政所仁を相手に勝利。2024年3月の『RISE ELDORADO』ではRISE×K-1対抗戦に抜擢され、Krush王者の池田幸司と対戦し、池田をスピードとテクニックで翻弄し3Rにダウンを奪い完勝している。6月には「RISE NEW WARRIORSスーパーフライ級トーナメント」で準優勝したホープの長谷川海翔に勝利。12月に「第3代RISEスーパーフライ級王座決定戦」に臨み、政所仁を破って王座に就いた。戦績は24勝(8KO)3敗1分。

ガザリはONEで活躍するヨハン・ザガリの弟。身長は171cmと花岡より11cmも高く、まだ15歳(6月3日で16歳)。戦績は37勝11敗。

1R、ローの蹴り合いからスピードのあるワンツーを打ってくるガザリ。右ハイも狙う。花岡は強い左ミドルを蹴りつつ、ガザリがミドルを蹴ってくると左ボディを返していく。

2R,ギアを上げた花岡は左ボディを中心に、右ストレートや左フックにもつなげてコンビネーションを回転させる。後ろ廻し蹴りや飛びヒザ蹴りなども使って変化をつけ、徹底的にボディを攻める。ガザリは左右ミドルを蹴るが花岡の手数に翻弄された。

3R、上下に攻撃を散らす花岡は攻撃が一発で終わらず、かならずつなげてガザリを追いつめる。左右ミドルを蹴るガザリだが、花岡の多彩な技とコンビネーションに翻弄される。ノーガードになって余裕も見せる花岡。後ろ廻し蹴りなどの大技も繰り出し、貫録の判定勝ち。

花岡はマイクを持つと「去年12月このベルト取って来年じゃ面白く無いと思うですよ。大﨑選手、リングに来てもらっていいですか」と、リングサイドで試合を見ていた大﨑一貴をリングに呼び出す。

「8月か11月、僕を相手に防衛戦をお願いします」と対戦要求。大﨑は「花岡選手強いですし、今回勝って僕の名前を出してくれて嬉しいですし、僕もやりたいと思っているので、時期が来るまで。そう遠くないと思うので」と挑戦を受諾。

花岡は食い下がり、「代表、11月どうですか。決めてください」と伊藤代表にもアピール。伊藤代表は「考えます」と返事を保留した。花岡は「11月に組まれなかったら55kgも考えているので」と、大﨑挑戦が実現しなかったら階級を上げるかもしれないと語った。


