▼第9試合 GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(-65kg)STANDING TOURNAMENT 3分3R延長1R
×アユーブ・ブーラス(モロッコ)
判定0-3 28-29、27-30×2
〇アイトール・クリート(スペイン)
ブーラスはENFUSIONを主戦場とするENFUSION世界スーパーバンタム級王者。2024年8月からGLORYに参戦し、初戦はベルジャン・ペポシに敗れたが12月の2戦目ではアナス・アフミドゥシュ=ファタから勝利した。戦績は23勝(7KO)2敗。

クリートは31勝4敗1分の戦績を持つサウスポー。2024年11月の『Night Of Champions』のワンデートーナメントでレミー・パラに判定で敗れている。

1R、両者ともステップを踏む。ブーラスは振りは大きいがスピードはある遠心力を使った左右フックで前へ出る。クリートはサウスポーから前蹴り、ワンツー。クリートは飛びヒザも放つ。

2R、両者ともパンチで相手が下がると飛びヒザ蹴りを発射する。序盤はブーラスの左右フックに下がらされたクリートだが、ブーラスが入ってくるタイミングを読んだか左ヒザを何度もアゴへ突き上げ、これがヒットした。

3R、左右フックをブンブンと振り回して前へ出るブーラスに、クリートはパンチとヒザで対抗。クリートのワンツーとヒザが決まりだすとブーラスの手数が止まるが、残り10秒でブーラスの左フックがクリーンヒット、クリートの身体が泳ぐ。すかさずヒザと左右フックでラッシュしたところで終了。

勝利者インタビューでは「今日はこの場で試合出来て勝利出来たことがとても嬉しい。一生懸命練習して挑んだ試合だったのでいい結果が出た。家族やチームのみんなにお礼を言いたい。次の試合に挑めるようにもっと練習を重ねて、これで満足してないので次の試合が楽しみです」と語った。



