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レポート

【K-1】ターザンが衝撃の秒殺KO勝ち!マチャドがジマーマンをKOし、ルイが山口を破り決勝進出、対抗戦は中島千博が延長戦で勝利、アラゾフチームが寺島KOで1勝1敗に。ジマーマンがK-JeeにKO勝ち、マチャドがKO勝ち、フェン・ルイ判定勝ち、イストラテが反則大暴走で山口が反則勝ち。プレリミナリーで関口功誠・上野奏貴・大地が豪快KO=速報中

2024/12/14 11:12

▼第5試合【宝仙堂の凄十 presents】K-1 WORLD GP 2024 無差別級トーナメント準々決勝(4)3分3R延長1R
×K-Jee(日本/K-1ジム福岡チームbeginning)
KO 2R 0分18秒
〇エロール・ジマーマン(キュラソー/Hemmers Gym)
※ジマーマンが準決勝へ進出。


 K-Jeeは2016年からスーパーウェルター級からヘビー級に転向。17年11月には初代K-1ヘビー級王座決定トーナメントにも抜擢。翌2018年、クルーザー級の新設とともに階級を下げ、9月の初代K-1クルーザー級王座決定トーナメントに出場。準決勝でシナ・カリミアンに敗れ、ベスト4。19年1月の初代Krushクルーザー級王座決定トーナメントでは工藤勇樹、杉本仁、RUIをKOし王座獲得。20年3月のKrushクルーザー級タイトルマッチで加藤久輝へのリベンジと初防衛を果たした。11月は、王者カリミアンの持つタイトルに挑み、見事なKO勝利で第2代王座に。


 21年3月は初防衛戦でカリミアンのバックブローで逆転KO負けで王座陥落。7月は愛鷹亮に逆転KO勝利。22年4月のK-1無差別級トーナメントでは一回戦でマハムード・サッタリにKO負け。8月は無差別級トーナメント準優勝・谷川聖哉とのクルーザー級日本人頂上対決に臨むも判定で敗れ、2連敗。23年7月はステファン・ラテスクの強打に沈んだ。9月は元極真世界王者・上田幹雄にKO負け。24年3月はイタリアでマティア・ファラオニに判定負け。24年10月のK-1 WORLD GP 2024 無差別級アジア予選はレジェンドのジェロム・レ・バンナをハイキックでKOして、本戦出場を決めた。


 ジマーマンは旧K-1時代から活躍しているキュラソー系のオランダのヘビー級レジェンドで、対戦相手の腕の骨や頭蓋骨を骨折させたことから、“ボーンクラッシャー”のニックネームがつくも、日本では本名を短くして“エロジマン”の愛称で親しまれてきた。旧K-1の2008年ではWORLD GP準々決勝で極真王者のエヴェルトン・テイシェイラから勝利。2012年には「IT'S SHOWTIME」でGLORY王者のリコ・ヴァーホーベンを左フックでKOした。14年ぶりにK-1へ参戦した24年6月の「K-1 FIGHTING NETWORK ROMANIA 2024」ではギリシャのマイク・カラマスケタスを1RKOで破り、その強さを証明。24年10月のK-1 WORLD GP 2024 無差別級アジア予選は、山口翔大をKOして本戦へ進出した。


 1R、ジマーマンが右ハイキックから左フック、K-Jeeは左インロー。ジマーマンが強い左フックからの右ローでK-Jeeのバランスを崩すが、K-Jeeも左フックを強打してジマーマンを下がらせる。K-Jeeはジマーマンのフックを空振りさせると右ロー。この右ローを主軸に、左フックと右ストレートを打つK-Jee。ジマーマンはその右ストレートにヒザを合わせる。左フックの相打ちでK-Jeeが効かせ、K-Jeeはコーナーへ詰めてのラッシュを仕掛けた。


 2R、K-Jeeの右ローに右ハイを蹴り返すジマーマン。左ミドルを連発するジマーマンは左フック、ここでK-Jeeがよろよろとよろけ、ジマーマンの飛びヒザからの追撃にダウン。K-Jeeは足を痛めたか、立ち上がることが出来ずジマーマンのKO勝ちとなった。


 試合後、K-Jeeは自分が蹴った時に右足のふくらはぎが肉離れを起こしてしまったと告白した。

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