▼第2試合【宝仙堂の凄十 presents】K-1 WORLD GP 2024 無差別級トーナメント準々決勝(1)3分3R延長1R
〇山口翔大(GENESIS/TEAM3K)
反則 1R
×クラウディオ・イストラテ(イタリア/Kombat Gym)
※山口が準決勝へ進出。
山口は10月のK-1 WORLD GP 2024 無差別級アジア予選でエロール・ジマーマンと対戦して苦しめるもKO負けを喫し、本戦出場を逃した。だが、韓国のクォン・ジャンウォンが病気で欠場することが発表され、WGP本戦への復活が決まった。
イストラテはルーマニア出身・イタリア国籍のファイターで、ヨーロッパの様々な大会で活躍する。分厚い上半身から繰り出される強烈なフックと激しい打ち合いでKOを量産し、ISKAヨーロッパのヘビー級王座を保持している。2023年9月10日、イタリア・IRON FIGHTER PROMOTION推薦選手としてK-1 30周年記念無差別級トーナメント一回戦でマハムード・サッタリと対戦し、KO勝利。準決勝はシナ・カリミアンとの暴走ファイトを制し、決勝はリュウ・ツァーにKO負けを喫した。
24年6月の東欧予選は一回戦でニダル・ブチリと対戦も、判定を不服として試合放棄。9月は格闘技イベントの「巌流島」で三上ヘンリー大智と対戦して判定負け。24年10月のK-1 WORLD GP 2024 無差別級アジア予選はシナ・カリミアンと対戦も、後頭部へのカリミアンへのパンチがアクシデントをみなされてノーコンテストに。だが、それまでダウンを奪うなど優位だったことから決勝トーナメント進出を決めた。
1R、イストラテがいきなりのラッシュをかけ、左右フックと左アッパー。しかし首相撲からのヒザ蹴りを入れてしまい、山口は倒れるがインターバルが与えられる。イストラテにはイエローカード(減点1)。
再開すると再びイストラテが左右フックとアッパーの連打、さらにヒザ。山口が右ローを蹴ると怯むイストラテ。片手でクリンチしてのアッパーを打つイストラテは、山口の後頭部を右フックで叩いてまたも試合中断。イストラテには2枚目のイエローカードが提示される。
右ローを蹴る山口にイストラテは左右フックのラッシュ、レフェリーの制止を聞かず攻撃を加えるイストラテに山口が後頭部を抑えて倒れ、レフェリーはゴングを要請。レッドカードを提示し、イストラテの反則負けとなった。