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レポート

【K-1】最強の証明・金子晃大が大久保琉唯をKOして優勝、ヨードクンポンが稲垣柊を破りトーナメント制覇、リュウ・ツァーの牙城崩れずサッタリに勝つ、寺田匠が延長戦で軍司泰斗を破る!与座優貴が元ONE王者ペッダムを“破壊”KO、村越優汰の復帰戦勝利ならず

2024/09/29 11:09

▼第17試合 第7代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王座決定トーナメント決勝戦 3分3R延長1R
〇ヨードクンポン・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/TOPKING WORLDSERIES -70kg王者)
判定2-0 ※30-29×2、30-30
×稲垣 柊(K-1ジム大宮チームレオン/第9代Krushスーパー・ライト級王者)

「第7代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王座決定トーナメント」の決勝戦は、2試合連続KOで勝ち上がってきたヨードクンポンと、1回戦はKO勝ち、準決勝は判定勝ちで勝ち上がってきた稲垣で争われた。


 1R、ヨードクンポンは1回戦・準決勝とスタイルを変えて右ミドル中心のムエタイらしい戦い方に。稲垣が接近してくるとボディへ飛びヒザを打つ。稲垣はヨードクンポンをロープへ押し付けるようにするが、ヨードクンポンも逆にプッシュして後ろ蹴りを放つ。稲垣がワンツーから左ヒザ、ヨードクンポンは右ミドルを返す。


 2R、ここでヨードクンポンが必殺の左フックを叩き込む。稲垣は左ハイもヨードクンポンがつかんでしまい注意を受ける。ジャブで入り込もうとする稲垣にヨードクンポンは左フック、稲垣はヒザ。右ミドルを蹴っていくヨードクンポンに稲垣も左ハイを蹴る。右ストレートで突っ込んだヨードクンポンが右フック。ラウンドが終了するとヨードクンポンは笑顔で両手を上げる。


 3R、ジャブから前へ出る稲垣だが、ヨードクンポンは右ミドルを蹴る。稲垣が飛びヒザ蹴りを放ち、パンチをまとめるがヨードクンポンも負けじと打ち合う。右ストレートから前へ出てヒザにつなぐヨードクンポンだが、つかみで注意を受ける。稲垣は左ボディもヨードクンポンは右フック。稲垣が左を出したところ右を合わせるヨードクンポン。さらに右ミドルを蹴るヨードクンポン。残り僅かで稲垣が打ち合いに行くが、ヨードクンポンも退かずに打ち合う。


 ほぼ互角の展開だったが、判定2-0でヨードクンポンが勝利。セコンドと抱き合って喜んだ。新王者のヨードクンポンは、「日本で初めてでしたが、応援してありがとうございました。今回、このリングに立つチャンスをもらってありがとうございました。KOで勝てることを目指してやってきました。ブアカーオ、ゲーオ、ゴンナパーに並んでチャンピオンになれてよかったです。支えてくれたウィラサクレック・フェアテックスジム、ありがとうございました」とコメントした。

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