撮影/吉澤晃
K-1 WORLD MAX 2024
2024年9月29日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館
▼第18試合 K-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント決勝戦 3分3R延長1R
〇金子晃大(K-1ジム自由ヶ丘/FROG GYM/K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者)
KO 2R 0分26秒 ※右ローキック
×大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER/Krushフライ級王者)
※金子がトーナメント優勝。
「K-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント」決勝戦は、準決勝で玖村将史を破る大番狂わせを起こした大久保と、璃明武に辛くも勝利した金子で争われた。
1R、ジャブを出しながら前へ出る金子に大久保は左ミドル、右ハイを蹴る。見合いが続く。じりじりと近付く金子をジャブ、ハイキックで入らせない大久保。ひりひりとした静かなる攻防が続く。
2R、ジャブで金子を迎え撃つ大久保に金子は右ボディストレート。左ハイ、左ミドルを蹴り返した大久保だが、結末は突然訪れた。金子が右ローキックを蹴ると、大久保はその場で転倒。ダウンとなり、立ち上がることが出来ず、金子がKOでトーナメントを制覇した。
ニッコリと笑顔を見せる金子はお馴染みのピースサイン。マイクを持つと「いろいろ格闘技関係者だったり、ファンの皆さんに本当に迷惑をかけて本当に申し訳なかったと思って」と言うと涙。
続けて「確かに周りの人から見たらよくないことだと思うんですけれど、僕の中では格闘技に対して見られ方というか、見てる人からすれば理解できないかもしれないですけれど格闘技に対して裏切ったつもりはなくて。言っても分からないと思うので、僕の中ではそこと向き合おうと思っています。
ただ僕は今回のことで見ている人からしたら落ちて行ったと言うか、僕が落ちて行った時に結果を出せなかったら、見てる人は人間1回落ちたら終わりなんだなと思っちゃうし、僕はこのトーナメントに命を懸けて戦って勝つことで人間誰でもどんな人間でも戦う時があると思うので、そんな時に僕の今回のこと、僕に責任があるんですけれど、そこで戦うってこと、つらいことがあった時に思い出してくれれば。
それを見てる人に与えたくて本当は辞退しようと思ったんですが、それを届けたくて頑張ることが出来ました。このおかげで高められと思うのでありがとうございました。これからも僕は僕っていうリアルを戦って見せていくので、見てる人に役に立てればいいかなと思います」と語った。
【🔴LIVE】
— ABEMA格闘 (@Abema_Fight) September 29, 2024
第18試合⚡️#金子晃大 vs #大久保琉唯
絶対王者 金子に大久保が積極的に攻撃を仕掛ける🥊
果たして下剋上なるか…?@k1wgp_pr #k1max #k1wgp