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レポート

【K-1】最強の証明・金子晃大が大久保琉唯をKOして優勝、ヨードクンポンが稲垣柊を破りトーナメント制覇、リュウ・ツァーの牙城崩れずサッタリに勝つ、寺田匠が延長戦で軍司泰斗を破る!与座優貴が元ONE王者ペッダムを“破壊”KO、村越優汰の復帰戦勝利ならず

2024/09/29 11:09

▼第8試合 K-1 WORLD MAX 2024 -55kg世界最強決定トーナメント・リザーブファイト 3分3R延長1R
×池田幸司(ReBORN経堂)
KO 1R 2分31秒 ※2ノックダウン
〇永坂吏羅(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)



 池田は幼稚園から始めた空手をバックボーンに持ち、アマチュアでは無敗を誇り、2019年にはK-1カレッジ優勝。同年10月にKrushでプロデビュー。2021年5月の「K-1バンタム級日本最強決定トーナメント」では1回戦で黒田斗真にKO負けを喫したが、その後は連勝して2022年3月に壬生狼一輝を判定で破りKrushバンタム級王座に就いた。同王座は2度の防衛に成功。2022年12月の「K-1 WORLD GP初代バンタム級王座決定トーナメント」では準決勝で石井一成に敗れて3位に。2023年12月にはRISEに殴り込み松下武蔵を判定で破ったが、2024年3月には花岡竜に敗れた。スーパー・バンタム級に階級を上げた7月、晃貴を2RでKOして再起。戦績は14勝(8KO)5敗。


 永坂は全日本テコンドー選手権大会2連覇&MVP受賞、全九州テコンドー選手権大会7回優勝の実績を持ち、2018年11月からK-1 JAPAN GROUPに参戦。2戦目で璃明武、5戦目で小倉尚也に敗れるも、その後は3連勝。2022年5月大会では第6代Krushバンタム級王者の吉岡ビギンを2RでKOし、7月大会では「K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント」に出場した内田晶もKOした。2023年7月、Krushスーパー・バンタム級王座に挑んだが、王者・璃明武に判定負け。戦績は6勝(6KO)4敗1分。


 1R、池田のヒザからの右ストレートで永坂が大きくバランスを崩す。池田の右ミドルに下がっていた永坂が右フックをクリーンヒットさせ、グラついた池田との打ち合いで左フックからの右フックでダウンを奪う。


 猛然と襲い掛かる永坂は勢いで自分が転倒してしまうほどの左右フックを振り回す。そこへ池田が左フックでダウンを奪い返す。さらに左右フックを振り回す永坂に池田は右の三日月を蹴るが、永坂の右フックで池田が横に吹っ飛び、永坂のKO勝ちとなった。

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