▼第6試合 第7代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王座決定トーナメント・一回戦(2) 3分3R延長1R
×メン・ガオフォン(中国/天津阿福ファイトクラブ/CFP/WLF武林風 -65Kg級世界王者)
判定0-3 ※27-30×3
〇トーマス・アギーレ(アルゼンチン/Dojo Serpiente/WGP Kickboxingスーパーライト級(-64.5kg)王者)
※アギーレが準決勝へ進出。
中国からまた新たな強豪が来襲。オウヤン・フェンと同門でWLF武林風 -65kg級世界王者、同スーパールーキー -65kg王者、IPCC中国 -65kg級王者。世界王座は2023年11月にセルゲイ・アダムチャックを破って獲得したもの。頑丈な肉体から放たれるパンチは脅威で、2019年12月には日本のクボマサヤをGLORYのリングで降し、2024年3月にはアリハン・オズドエフから判定勝ちを収めている。戦績は31勝(8KO)11敗。身長177cm。27歳。オーソドックス。
アギーレは南米のWGP Kickboxingスーパーライト級(-64.5kg)王者で、2023年1月のGLORY RIVALS 5にてメキシコのエイブラハム・ヴィダレスと激闘を繰り広げた。左右のフックとローキックの破壊力は抜群で、打ち合いに強いところが持ち味のひとつ。戦績は33勝(23KO)5敗。身長168cm。25歳。オーソドックス。
1R、ガオフォンは右カーフを狙い撃ち。アギーレはフックを振り回しながら入っていくが、ガオフォンのステップに逃げられる。止まったところへガオフォンが右カーフ、左ボディストレート。ジャブをボディと顔面に打ち分けるガオフォン、アギーレは左フックと左ボディを打ち返すがガオフォンのステップで当たらない。ガオフォンの右ストレートをかわしてアギーレが左フック。空振りしてもどんどん前へ出ていくアギーレが徐々に距離を詰めていく。
2Rが始まってすぐ、アギーレが左フックでダウンを奪う。突進するアギーレをガオフォンは止められず、左フックをもらう。ブンブンと左右フックを振り回して距離を詰めるアギーレは飛びヒザ蹴りも。ガオフォンはジャブを打つがアギーレはかまわず突進してフックを打つ。左右フック、飛びヒザ、左ハイ、アッパー&フックのコンビネーションを繰り出したアギーレが巻き返した。
3R、ガオフォンのジャブにアギーレが右クロス。どんどん前へ出てパンチを打って行くとガオフォンもジャブとヒザで応戦。互いに頭を付けてフックからアッパーにつなぐ。ガオフォンのヒザに左アッパーを突き上げるアギーレ。しかし、つかんでのヒザでアギーレには警告が与えられる。左右のフックを打つアギーレにガオフォンも応戦。手数は同じくらいだが前に出てアギーレがアグレッシブで上回ったか。