▼第5試合 RIZIN MMA特別ルール 70.0kg契約 5分2R
〇久保優太(PURGE TOKYO/BRAVE)=69.80kg
[1R 4分28秒 リアネイキドチョーク]
×安保瑠輝也(MFL team CLUB es)=69.85kg
久保はテコンドーからキックボクシングに転向し、高校2年生でプロデビュー。キックボクシングでNJKFフェザー級王座、WPMO世界スーパーフェザー級王座、K-1 WORLD MAX 2011 -63kg日本トーナメント優勝、ISKAオリエンタル世界ライトウェルター級王座、Krush -67kg王座、GLORYフェザー級SLAM世界トーナメント2013で優勝など多くのタイトルを獲得し、2014年にはK-1 WORLD GP初代ウェルター級王者となった。RIZINには2021年9月に電撃参戦、MMAデビュー戦を行ったが太田忍に判定負け。
2021年大晦日ではシバターと対戦して跳びつき腕十字に敗れたが、試合前に両者の間で申し合わせが行われていたことが判明。大きな騒動となり、久保は選手活動を自粛した。2022年11月、禊の復帰戦では奥田啓介をパウンドでTKOに破りMMA初勝利。2023年6月の第2戦では木下カラテを判定2-1で破り2連勝。
K-1出身選手同士のMMAルール。グローブタッチで久保のグローブを叩いた安保。
1R、サウスポー構えの久保とオーソドックス構えの安保。前後のステップの久保はニータップ。かわした安保に久保は右ストレートもかわす久保。安保は圧力をかけると右ハイ。その打ち終わりに久保がシングルレッグへ。
テイクダウンに胴を抱えて後方に回す安保だが、久保は足で安保の両足を束ねてそのままマウントへ。下から抱きつく安保の顔を剥がしてヒジ、鉄槌。安保のブリッジを潰してマウントから細かい鉄槌。背中を着けた安保は左脇を差し上げるが、そこにバックマウントを合わせた久保は、定石通り、安保の足を伸ばしてリアネイキドチョークへ。タップを奪った。
一本勝ちを決めた久保は、試合後、「安保選手がリアネイキドチョークと言っていたので、実は僕も狙っていました。伏線回収といったところでしょうか。開会式(オープニングセレモニー後)を託されたのでそれなりに激しい試合をしようと思いました。サラちゃんの歌に賛否両論あると思うんですけど良かったです。安保選手、今日は僕の方が先輩なんで、これに懲りず、K-1出身としてともにMMA頑張りましょう。来年はタイトルに絡むように頑張ります。必ずチャンピオンになります」と語った。