▼第13試合 66.0kg契約 3分3R
△山際和希(谷山ジム/第7代Krushウェルター級王者)
ドロー 判定0-1 ※29-30、29-29×2
△ヴィトー・トファネリ(ブラジル/ブラジリアンタイ/闘英館/FIGHT DRAGON ー70kg級王者)
山際は2009年に全日本学生キックボクシング連盟ウェルター級王者となり、プロデビュー後も順調に勝ち星を積み重ね、2015年6月にBigbangウェルター級王座を獲得。2017年2月まで11連勝を記録した。K-1 JAPAN GROUPには2013年から参戦し、2020年8月の第7代Krushウェルター級王座決定トーナメントで連続KO勝ちして悲願だったKrush王座に君臨したが、2021年1月の初防衛戦に敗れて王座を失った。
トファネリは世界闘英館空手道選手権大会70kg未満級優勝。MMAとキックボクシングの二刀流で、キックボクシングでは2018年5月の『RISE』で直樹に判定負け、2020年7月のRISEで原口健飛に敗れたが、中野椋太や麻原将平を鮮やかなバックスピンキックでKOしている。2020年11月のK-1に初参戦し、ウェルター級で野杁正明に判定負け。スーパー・ライト級に階級を落とした2戦目では元Krush王者・鈴木勇人からTKO勝利を収めた。しかし、その後は5連敗。
1R、トファネリはジャブと強い右カーフで前へ出ていく。それを右ロー&左ミドルで迎え撃つ山際。左ロー&右カーフのトファネリに山際も右ローを返していき、ローを蹴るトファネリに右フック。終盤はジャブを突いて右ロー、ジャブを突いて逆ワンツーと山際がパンチを当て始める。
2R、右ローを蹴る山際にトファネリは右カーフを蹴り返す。ローの蹴り合い、山際はジャブを突き、トファネリは左フックと左ボディを打つ。山際のローの数、ジャブの数が上回ったラウンドに。
3Rも山際が右ロー、トファネリが右カーフを蹴る。ジャブの突き合いから左ミドルを蹴る山際。終盤にトファネリが左右フックで前へ出て優勢を印象付けたが、判定0-1でドローとなった。