▼メインイベント第1試合(第20試合)Bigbangフェザー級タイトルマッチ 3分3R
〇龍斗(team NOVA/王者)
KO 2R 1分45秒 ※左ハイキック
×田中 聡(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/挑戦者)
※龍斗は体重超過で王座はく奪。
龍斗は2021年からBigbangに定期参戦。2022年11月に第6代Bigbangフェザー級王座に就くと、今年2月のKrush後楽園で岡嶋形徒に判定勝利、6月のBigbangで神田賢吾に左ハイキックでKO勝利と連勝したが、7月のK-1でKNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王者・久井大夢に判定2-0で敗れた。
田中は第37回K-1アマチュア チャレンジAクラス -60kg優勝で、K-1 GROUPには2022年2月から出場。天野颯大、小松貴哉に連続KO勝ちを収めたが、2022年12月の石田龍大戦ではKO負け。2023年6月に龍斗とのタイトルマッチが決まっていたが、田中が怪我で欠場。今大会にスライドされた。
しかし、前日計量で王者の龍斗が規定体重を800gオーバーで王座剥奪となり、体調不良で病院へ向かった。挑戦者の田中は体重をクリアしているため龍斗が減点1、グローブハンデ2オンス差(龍斗8オンス、田中6オンス)でスタート、田中が勝った場合のみタイトルが異動することとなる。
1R、龍斗は右カーフと左三日月蹴り、田中は左右に構えをスイッチしてジャブと右カーフ。右カーフを蹴り合う両者。田中が左ボディから右ローを蹴れば、龍斗は右フックから左ボディ。田中は龍斗のガードの上から連打して左ボディを打つ。
2Rも龍斗は右カーフと左三日月蹴り狙い。田中も右カーフを蹴り、右ストレート。この田中のパンチに下がった龍斗だが、左三日月蹴りからの左ハイでダウンを奪う。前のめりにダウンし、立ち上がった田中は足元がフラフラでとても戦える状態には見えなかったが、非情な続行によりもう一度龍斗の左ハイキックを浴びてバッタリと倒れ、龍斗のKO勝ちとなった。